高津堂 さくら味もみぢ饅頭が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
高津堂 さくら味もみぢ饅頭のデータ
商品名 | 高津堂 さくら味もみぢ饅頭 |
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内容量 | 1個入り、5個入り、8個入り、10個入り、16個入り、20個入り、30個入り、50個入り |
製造者 | 高津堂 |
製造者住所 | 広島県廿日市市宮島口西2−6−25 |
賞味期限 | 2週間 |
保存方法 | 高温多湿を避け、早めに賞味 |
箱の大きさ | 横 13cm × 奥行き 8cm × 高さ 17cm |
名産地 | 広島県、宮島 |
販売場所 | 広島空港、宮島SA、福屋八丁堀本店、厳島神社 ※ 販売場所は公式サイト・現地で直接確認していますが、販売終了している場合もあります。 |
おみやげの種類 | 饅頭、和菓子、和生菓子 |
価格帯 | 1,000円以内、2,000円以内、3,000円以内、4,000円以内、5,000円以内、5,000円超 |
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さくら味もみぢ饅頭について
さくら味もみぢ饅頭は、広島県廿日市市にある和菓子店の高津堂(たかつどう)が製造しています。
高津堂は、宮島銘菓として全国的に有名になったもみじ饅頭を考案した店です。
高津堂のもみじ饅頭が生まれたのは1906年(明治39年)。
当時の名前は「紅葉型焼饅頭(もみじがた やきまんじゅう」でした。
誕生には初代内閣総理大臣の伊藤博文と、宮島の紅葉の名所である紅葉谷が大きく関わっているといわれています。
誕生エピソードは以下の通り。
明治の元勲、伊藤博文はたびたび宮島にある紅葉の美しい紅葉谷(もみじだに)を訪問されていました。
ある日、伊藤博文は紅葉谷の入り口にある茶店に立ち寄り、お茶を差し出した可愛い娘の手を見て、「この紅葉のような可愛い手を食べてしまいたい」と冗談を言ったそうです。
そんな伊藤博文が、紅葉谷に訪れる際に泊まっていた宿が紅葉谷の入り口にある老舗旅館の「岩惣」。
岩惣に和菓子を納品していた、和菓子職人の 高津常助は、伊藤博文の冗談話を耳にしていた「岩惣」の仲居 おまん からの助言もあってもみじの葉を模った饅頭の製造に取組み始めます。
試行錯誤の末、現在のもみじ饅頭の原型となる「紅葉形焼饅頭」が明治39年に完成し販売スタート。
高津堂 高津常助が「紅葉形焼饅頭」を販売スタートしたこの瞬間こそが、広島銘菓 もみじ饅頭の誕生でした。
そして、明治43年に高津常助は特許庁より「紅葉形焼饅頭」を取得します。
(高津堂 公式サイトより抜粋)
現在、高津堂は昔ながらのもみじ饅頭のほかにも多彩なバリエーションや姉妹品、また季節限定品を製造しています。
さくら味もみぢ饅頭は、元祖もみぢ饅頭の春季限定の姉妹品。
もみじ饅頭は宮島に紅葉の名所である紅葉谷があることが由来ですが、さくら味もみぢ饅頭は、宮島に桜の名所もあることがきっかけでできた商品です。
大きさは通常品である元祖もみぢ饅頭(粒あん)と同じく、横が約6cm、縦は約7cm、厚さ約1.5cm。
見た目は通常品と全く同じですが、生地のなかは粒あんではなく桜あんです。
桜色をしたこしあんで、塩漬けされた桜葉の細切れが混じっています。
さくら味もみぢ饅頭を食べた感想
饅頭を割くと、桜餅のような桜葉のよい香りがします。
生地は通常品とほぼ同じで、独特のモッチリ感がありますよ。
中の桜あんは、なめらかな舌触りです。
控えめの甘さと同時に、やや塩味もします。
そして桜葉の香りが口の中に広がっていきます。
甘味、塩味、桜の風味、生地のモッチリ感などが一体となった、不思議な味わいの饅頭でした。
さくら味もみぢ饅頭の購入について
さくら味もみぢ饅頭は、廿日市市にある高津堂の店舗で購入可能です。
また、宮島にある土産物店「おみやげ街道宮島」や福屋本店の土産菓子コーナー、東京都にある広島県のアンテナショップなどで取り扱いがあります。
取扱店の詳細は、高津堂の公式サイトを参照してください。
なお、高津堂のオンラインショップで取り寄せすることも可能です。
価格は1個110円(税込)。
希望の個数に応じて箱入(少数の場合は紙袋入)にすることができます。
5個、8個、10個、16個、20個、30個、50個入に対応した箱があり、注文個数×単価に加えて箱代が30〜300円かかります。
さくら味もみぢ饅頭は、桜が咲く春季限定の商品です。