ひらい 良寛てまりが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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良寛てまりについて
良寛(りょうかん)てまりは、岡山県倉敷市玉島地区にある大正元年創業の和菓子店、菓子処ひらいが製造・販売しており、同社の看板商品です。
玉島地区には、江戸時代に僧・良寛が修行した円通寺という寺院があります。
そのため、玉島地区の住民は良寛に親しみをもっています。
良寛てまりは、良寛が地域の子どもたちとよく手まり遊びをしていたという話に因んだ菓子。
直径が約5cm、高さ約4cmの丸いドーム状の菓子で、薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)の一種です。
薯蕷饅頭とは、山の芋(つくね芋)をすって上用粉や砂糖を加えたものを皮とした饅頭のこと。
色は白っぽく、ところどころ中のあんの色が透けて見えます。
皮はシワがたくさん入っていて、触るとフニャッとした柔らかい触感。
1個ずつ包装されており、包装紙の模様はてまりの柄をイメージしたおしゃれなもの。
なお、良寛てまりは第22回全国菓子大博覧会で大臣栄誉賞、また第2回岡山県創作みやげ品コンテスト菓子部門で大賞を受賞するなど、高い評価を得ています。
良寛てまりを食べた感想
良寛てまりの皮は薄めですが柔らかく、とてもしっとりとしています。
中に入っているこしあんの量は少なめで、あんの層は薄くなっています。
あんの層の下には、美しい黄色をした栗の甘露煮が丸ごと入っています。
噛んだとき、皮とあんの柔らかい食感の次に栗の少し固めの食感がし、インパクトがあります。
栗は噛んだ瞬間は固めな印象ですが、栗を噛み砕くと、ホクホクとしながらもシットリ感もあるバランスのよい舌触り。
皮やあんは甘さがかなり控えめ。
そのため栗の深みのある甘さがダイレクトに伝わります。
食べた後は、まるで栗だけを食べたかのような印象と余韻が残ります。
良寛てまりの購入について
良寛てまりは、倉敷市玉島地区にある「ひらい」の本店、また倉敷市内にある笹沖店で購入可能。
そのほかに、JR新倉敷・倉敷・岡山駅の構内にある土産物売場、山陽自動車道の道口パーキングエリアの売店などでも取り扱いがあります。
入数・価格は下記の通り。
1個 | 158円 (税込) |
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6個入 | 1,130円 (税込) |
10個入 | 1,850円 (税込) |