浅野 四十二万石が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
浅野 四十二万石ついて
浅野 四十二万石(あさの よんじゅうにまんごく)は、広島県広島市に本店を構える和菓子店の天光堂(てんこうどう)が製造・販売しています。
販売開始されたのは1934年(昭和9年)で、天光堂の創業者である田川徳一が考案しました。
当時、つくった和菓子をリヤカーで戦災前の広島城周辺で売り歩いていたところ、田川氏が広島城を見て、江戸時代に広島藩主として代々広島城下を治めた、浅野家にちなんだ商品をつくることを考えついたそうです。
和菓子の命ともいえる餡を大切にすることをコンセプトとし、小豆餡(こし餡)と白餡の2種類があります。
使う小豆は厳選した北海道産のもの。
饅頭の大きさは、直径約5.5cm、高さ約2.5cmで、ドーム型です。
見た目は小豆餡も白餡も同じで、皮も同じものとなっています。
饅頭の皮は「かす饅頭」と呼ばれる、卵・小麦粉・蜂蜜を使い、練り上げたものです。
かすまんじゅうは一晩寝かすのが一般的ですが、こちらは寝かす時間を2時間にすることで独特のなめらかな皮に仕上がっています。
商品名は、広島藩浅野家の石高が四十二万石だったことに由来しています(※ 時代により石高は前後します)。
1951年(昭和26年)には、浅野家の16代目の末裔となる浅野長武氏が天光堂を訪れ、感銘を受け、名称の使用を許諾したそうですよ。
以来、浅野 四十二万石は、天光堂の代表菓子となり、広島市の銘菓としても市民の間で定着しました。
現在、天光堂の看板商品であり、天光堂は「浅野四十二万石本舗」を名乗るほどです。
浅野 四十二万石を食べた感想
浅野 四十二万石の皮の生地は、表面を触るとツルツルとしてやや固い印象です。
食べてみると、生地表面は意外にとてもサクサク。
生地の内部は、かなり薄いのにふわっとした食感でした。
香ばしい風味と甘さを感じます。
中には小豆餡または白餡がたっぷりと詰まっていますよ。
小豆餡
小豆餡はこしあんで、舌触りは、ねっとりとしています。
あんこらしいコクのある甘さでしたよ。
白餡
白餡もこしあんです。
こちらの舌触りもねっとりとしたものですが、小豆あんよりもねっとり感を強く感じました。
また、甘さもやや小豆あんよりも強い印象です。
浅野 四十二万石の購入について
浅野 四十二万石は、天光堂の店舗で購入できます。
そのほか、天光堂のオンラインショップで取り寄せもできますよ。
浅野 四十二万石の入数・価格
4個入以上は、小豆餡と白餡それぞれ半数ずつ入っていますよ。
1個(小豆餡・白餡) | 138円 (税込) |
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4個入 | 649円 (税込) |
8個入 | 1,296円 (税込) |
10個入 | 1,576円 (税込) |
12個入 | 1,864円 (税込) |
15個入 | 2,289円 (税込) |
20個入 | 2,860円 (税込) |