辻利 生八つ橋が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
辻利 生八つ橋とは?
辻利の創業は幕末の1860年。
日本でも有数の茶所・宇治で誕生しました。
宇治はどうして日本有数の茶の産地となったのでしょうか?
それはこの地が昼夜の寒暖差によって霧が発生しやすく、豊かな降水量にも恵まれているからなんです。
こうしたお茶の生産に適した気候が宇治にはあったんですね。
宇治茶と聞けば、玉露をはじめとする高級茶のイメージがあると思います。
ところが幕末には衰退の一途を辿っていたんです。
その宇治茶の危機を救ったのが辻利の創業者「辻利右衛門」でした。
お茶の品質改善や流通に変革をもたらしたんです。
これまで茶の保存や運搬に一般的に使われていた茶壺。より保存性の高い茶櫃(缶櫃)(ちゃびつ・かんびつ)を使用するようにし、宇治茶の販路拡大に貢献しました。
まさに辻利は宇治茶復興の歴史なのです。
今回ご紹介する生八つ橋は、宇治茶の「辻利」ならではのこだわりの抹茶八つ橋。
宇治抹茶を白餡に加え、別炊きの北海道小豆を合わせてつくるお抹茶餡。
これを深い緑の抹茶生地で包み込んでいます。
これだけではおわりません。
さらに付属の抹茶糖をふりかけることによって、さらに抹茶のおいしさが引き立つんですよ。
8個入り540円です。
辻利 生八つ橋を食べた感想
「茶 辻利」と書かれた包み紙を丁寧に開けると、中から現れたのは濃い緑色の生八つ橋。
4個ずつ2パックに分かれてあるので、少しずつ食べるのにピッタリだなと感じました。
というのも、生八つ橋は鮮度が大事だからです。柔らかくてもっちりとした食感を味わうなら、開封したてが一番。
「辻利 生八つ橋」の特徴は抹茶糖です。
お茶屋さんらしく、抹茶のおいしさを存分に味わえるように考えられているのは嬉しいですね。
生八つ橋は他のメーカーが作る一般的な生八つ橋と比べてわずかに小さなサイズ。
抹茶の苦くて良い香りが漂います。
お茶屋さんの作る抹茶の生八つ橋。これはおいしさそう!
抹茶糖をたっぷりとふりかけます。
抹茶糖は思ったより粒子が大きく、息がかかれば飛んで行ってしまうようなものではありません。
もっちりとしっかりとした食感の生八つ橋の皮。一口食べると抹茶の苦みと香りが口の中に広がります。
抹茶糖がアクセントになっていて、抹茶の苦みをさらに引き立ててくれていますよ。
粒あんのほどよい甘さと、抹茶の苦みと香り。上品でおいしい抹茶の生八つ橋です。
カロリーと栄養成分表示について
辻利 生八つ橋は、甘いお菓子なので、どれくらいカロリーがあるのかも気になりますよね。
辻利 生八つ橋のカロリーと栄養成分表示(1箱あたり)は以下の通り。
エネルギー | 483kcal |
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たんぱく質 | 7.2g |
脂質 | 1.0g |
炭水化物 | 111.4g |
食塩相当量 | 0.4g |
特定原材料等(28品目)として次の品目が指定されています。アレルギーがある人は注意してください。
特定原材料等(28品目) | 小麦、卵、乳成分 |
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辻利 生八つ橋は、1箱あたり483kcal。
おやつとして食べるときは、1〜2切れほどがちょうどよさそうです。
賞味期限や日持ちは?
辻利 生八つ橋の賞味期限は常温で7日間。
直射日光・高温多湿を避けて保存しましょう。
日持ちはしないので、すぐ渡せる相手へのお土産に向いています。
辻利 生八つ橋が買える場所
辻利 生八つ橋は、辻利の各店舗や関西のお土産店などで購入できます。