中山昇陽堂 調布が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
中山昇陽堂 調布とは？
昭和25年創業の中山昇陽堂が手がける、岡山銘菓として有名な「調布」です。「調布」とは、薄く焼き上げた皮の中にお餅を包んで巻いたお菓子のこと。
「調布」の誕生は江戸時代。京都御所の近くで菓子店を営んでいた倉敷出身の間野与平によって生み出されました。
彼が岡山へ帰った後に開いた菓子店で提供した「調布」が好評となり、今日まで岡山銘菓として愛され続けています。
「調布」という名前の由来についてもご紹介しましょう。その由来は手織りの巻布「調布」。
手織りの巻布「調布」は昔、朝廷に税として納められていたものなのなんです。薄皮で餅を巻いたお菓子の姿が、「調布」という布に似ているということから名づけられました。
命名したのは江戸時代の公卿(くぎょう)であり、歌人でもあった千種有功(ちぐさ ありこと)卿と言われています。
岡山では多くのお店が調布を製造販売しているんですよ。定番の調布からアレンジされた調布まであるので、食べ比べてみるのも楽しいですね。
参考：廣榮堂 調布
参考：廣榮堂 れもん調布
参考：山脇山月堂 ちょこちょふ
中山昇陽堂 調布を食べた感想
薄く焼いた皮、その皮で大きな棒状のお餅を巻いた調布。こんがりときれいな小麦色に焼かれた皮からは、おいしそうな甘い香りが漂います。
調布を横からのぞき込むと中には棒状の大きなお餅が。皮の薄さと比較すると、なおさらその存在の大きさが際立ちます。
餅が大好きなわたしにとって、こんなに大きなお餅が食べられるなんて嬉しいですね！食べる前からワクワク。
実際に調布を手に取るとずっしりと重いんです。
これは食べ応えがありそう。
まずは皮を食べてみましょう。
厚みは薄いのですが、しっかりとした歯ごたえがある強い皮です。もっと繊細な皮をイメージしていたので意外でした。
皮自体はそれほど味が濃いわけではありません。
ほんのりと甘さが感じられる程度。
一方、中に入っている存在感が圧倒的な餅はどうでしょう。
もっちりした餅はやわらかくて、厚みがあるので食べ応えも十分にあります。噛めば噛むほど甘味がじわーっと出てくるおいしいお餅ですよ。
ただ、もうひとつと感じたのが皮の柔らかさです。もう少し柔らかかったら、餅の柔らかさと一体となってもっとおいしかったと思います。
調布は大きな餅が入った食べ応えのあるお菓子です。1個食べるだけでも、しっかりと食べたという満足感が得られますよ。
カロリーと栄養成分表示について
中山昇陽堂 調布は、甘いお菓子なので、どれくらいカロリーがあるのかも気になりますよね。
中山昇陽堂 調布のカロリーと栄養成分表示(1個あたり)は以下の通り。
| エネルギー | 101kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 0.8g |
| 脂質 | 0.5g |
| 炭水化物 | 23.3g |
| 食塩相当量 | 0.02g |
特定原材料等(28品目)として次の品目が指定されています。アレルギーがある人は注意してください。
| 特定原材料等(28品目) | 小麦、卵、乳製品、大豆 |
|---|
中山昇陽堂 調布は、1個あたり101kcal。
おやつとして食べるときは、1個がちょうどよさそうです。
賞味期限や日持ちは？
中山昇陽堂 調布の賞味期限は常温で15日間。
直射日光を避け涼しい場所に保存しましょう。
中山昇陽堂 調布が買える場所
中山昇陽堂 調布は岡山県内の、中山昇陽堂の各店舗で購入することができます。
ほかにも、ホテルや以下のような空港、駅、SAで購入できますよ。
通販もできます
中山昇陽堂 調布は、中山昇陽堂のオンラインショップで購入できます。
お取り寄せして、自宅用のおやつとしても楽しめますね。
楽天市場でも販売されてますが、公式通販ではありません。
