森林農園 笹だんご(つぶあん)が買える場所はどこか・食べてみた口コミ

森林農園 笹だんご(つぶあん)とは

笹だんごといえば、新潟県を代表するスイーツのひとつ。
よもぎ団子にあんを包み、笹の葉でくるんだ素朴な和菓子です。

新潟県内で多くのメーカー・個人が製造販売していますが、今回紹介するのは森林(もりばやし)農園のもの。
年間100万個以上を売り上げる大人気商品ですよ。

森林農園は本来米作りがメインですが、お米にこだわるうちにお客さんから「おいしいお餅が食べたい」「おいしい笹だんごが食べたい」という要望をもらうようになり、笹だんご作りをはじめたのだそう。

笹だんごの歴史や効能

笹だんごの歴史は古く、上杉謙信が出陣の際に持ったもち米と米で作られた、兵糧食が元だとされています。

だんごは腹持ちがいい上、よもぎは薬草としての効能があり、笹は防腐作用があることから、持ち歩きに適していたんですね。

現在では給食にも出されるほど、新潟県民にとっては身近なお菓子となっています。

自家栽培のコシヒカリ・こがねもちを使用

団子生地の原料となる米には、自家栽培の新潟米最高級品こがねもちとコシヒカリを使用。

有機肥料をたっぷりと使い、農薬をなるべく使わずに土づくりからこだわったお米が原料のため、コクと風味が強いのが特徴です。

また、蒸して仕上げることで出るモチモチとした食感と、コシの強さも魅力のひとつですよ。

濃厚なよもぎと甘さ控えめのあん入り

森林農園の笹だんごは、たっぷりと入ったよもぎの濃厚な香りと味わいが持ち味。
ほぼ真っ黒に近い、濃い緑色が食欲をそそりますね。

また、北海道産の高級小豆を使い、甘すぎない上品な味わいに仕上げたつぶあんもクセになります。
「おばあちゃんの手作りの味」を目指し、どこか懐かしい味わいを再現していますよ。

なお、森林農園ではつぶあんのほかにこしあんの笹だんごもあります。

森林農園 笹だんご(つぶあん)を食べてみた感想

笹の葉にキャンディ型にくるまれたお団子が、5つ1組になって結ばれていました。

紐をほどく作業がちょっと大変ですが、この行程もおいしく食べる楽しみのひとつなのかもしれません。

ひとつの笹だんごに対し、笹の葉を3枚使ってていねいにくるまれています。
ひとつひとつが人の手による手作業と思うと、頭が下がる思いがしますね。

生地は非常に色が濃く、笹の香りとよもぎの香りが同時に広がります。

もち米とうるち米の両方を使っているため、むっちりと弾力がありました。

弾力とともに粘り気もあり、ところどころ笹の葉にくっついている部分も。
上半分だけ葉をむいて、下部分を持ちながら食べると食べやすかったですよ。

よもぎの風味がとにかく濃い！

見た目と香りから想像したとおり、実際に食べてみてもよもぎの風味が濃厚です。
やや苦味を感じるほどですが、そこはたっぷりと入ったつぶあんがバランスをとってくれています。

しっとりとなめらかなつぶあんは、さっぱりとした上品な甘さ。

あんだけ食べてもまったくくどさがない上、よもぎの味わいを邪魔せずに引き立てていますね。

わたしはこれが新潟県の笹だんごの初体験だったのですが、なるほど、県民に長く愛される理由がわかった気がします。

新潟のお土産に、ふだんのおやつにぴったりのお菓子ですね。

森林農園 笹だんご(つぶあん)の賞味期限

森林農園 笹だんご(つぶあん)の賞味期限は、製造日を含めて5日間。

冷凍した場合は60日間日持ちがききます。

多めに買って、食べきれない分は冷凍し少しずつ楽しむ、ということもできますね。

森林農園 笹だんご(つぶあん)のおいしい食べ方

笹だんごは日が経つにつれ、どうしても固くなってきてしまいます。

その場合、蒸し直すか電子レンジで温めることで、おいしく食べられますよ。

森林農園 笹だんご(つぶあん)が買える場所や通販について

わたしは今回、新潟県の道の駅花夢里(かむり)にいつで購入しました。

森林農園のオンラインショップや楽天市場店では、10個入りからお取り寄せができますよ。

森林農園 笹だんご(つぶあん)の値段と個数

• 5個入り：745円
• 10個入り：1,490円
• 20個入り：2,980円
• 30個入り：4,470円
• 40個入り：5,960円
• 50個入り：7,450円