嘉祥蒸羊羹が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
嘉祥蒸羊羹について
招福を願い和菓子を食べる行事「嘉祥」にちなんだ羊羹です。
その始まりのきっかけとなったと言われているのが、平安時代の元号「嘉祥」の時。
承和15年(848年)6月16日、承和天皇が元号を嘉祥と改めた際、厄を除くことを願って菓子を神前に備えました。これが由来といわれています。
その後も6月16日が嘉祥の日として重んじられていき、江戸時代には正式な行事として執り行われるようになったのです。これを現代に復活させたものが、6月16日「和菓子の日」なんですね。
虎屋(本社：東京港区赤坂)からは、嘉祥にちなんだ4種類の和菓子が販売されています。
その1つ嘉祥蒸羊羹は、江戸時代の嘉祥の際に、大名・旗本に下賜(かし)された菓子の1つを再現したものです。黒砂糖を使用しているのが特徴といえます。
(嘉祥蒸羊羹は、2017年6月10日～16日の販売)
「和菓子の日」限定菓子
2017年、虎屋(本社：東京港区赤坂)から以下の和菓子が販売されています。
嘉祥蒸羊羹を食べた感想
蒸羊羹との名前から想像したとおりに、もちっとした食感です。
甘みの強い練り羊羹のように硬くありません。
ひと口入れると「ん？」と食べる手がとまりました。
よく口にする練り羊羹と比べて、なんだかちょっと味が違います。
原材料名を見てみると、「黒糖」が使用されているとのこと。
黒糖の風味はそれほど強くありませんが、コクのある味わいがやさしくおいしい！
蒸羊羹のため、一般的な錬り羊羹と違い日保ちが短いです。(製造から24日)
和菓子の日の期間中に贈答用として購入するのであれば、賞味期限をよく確認しておきましょう。
カロリーと栄養成分表示について
嘉祥蒸羊羹は、あんこが使われている和菓子なので、どれくらいカロリーがあるのかも気になりますよね。
嘉祥蒸羊羹のカロリーと栄養成分表示(100gあたり)は以下の通り。
| エネルギー | 237kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 6.0g |
| 脂質 | 1.0g |
| 炭水化物 | 52.0g |
| 食塩相当量 | 0.04g |
特定原材料等(28品目)として次の品目が指定されています。アレルギーがある人は注意してください。
| 特定原材料等(28品目) | 小麦 |
|---|
嘉祥蒸羊羹は、100gあたり237kcal。
そこそこカロリーがあるので、食べ過ぎには注意しましょう。
賞味期限や日持ちは？
嘉祥蒸羊羹の賞味期限は常温で24日間。
直射日光・高温多湿を避けて保存しましょう。
日持ちはしないので、すぐ渡せる相手へのお土産に向いています。
嘉祥蒸羊羹が買える場所
嘉祥蒸羊羹は、全国にあるとらやの店舗などで購入できます。
赤坂店
- 住所：東京都港区赤坂4-9-22
- 電話番号：03-3408-2331
- 営業時間：9:00〜19:00(平日) 9:30〜18:00(土日祝)
- 定休日：毎月6日（12月を除く）
東京ミッドタウン店
- 住所：東京都港区赤坂9-7-4 Ｄ-Ｂ117 東京ミッドタウン ガレリア地下1階
- 電話番号：03-5413-3541
- 営業時間：11:00〜21:00
- 定休日：元日 ※ 東京ミッドタウンに準じます。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
通販もできます
嘉祥蒸羊羹は、とらやのオンラインショップで購入できます。(期間限定)
お取り寄せして、自宅用のおやつとしても楽しめますね。
