かぐわしき八ッ橋が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
かぐわしき八ッ橋とは?
京都を代表するお土産といえば真っ先思い浮かぶのが八ッ橋ではないでしょうか。
京都市が行った調査によると、京都を訪れる人の30%近くが生八ッ橋を購入するのだそう。
(※京都観光総合調査 平成28年 による)
八ッ橋は手頃な価格なので、お土産にたくさん購入することも多いのではないでしょうか。
実際に京都の街を歩くと、八ッ橋屋さんの紙袋を持った人を多く目にします。
ところが、手頃な八ッ橋のイメージを覆す、高級な八ッ橋があるのです。
手軽なお土産というより、大切な方への贈りものにぴったりな生八ッ橋。
それが「かぐわしき八ッ橋」です。
この八ッ橋を手がけているのは創業元禄二年(1689年)の本家西尾八ッ橋。
取扱いは京都市内の6箇所だけ。
さらに数量限定で、毎月1日と15日の2日だけしか販売しないという貴重な八ッ橋なんですよ。
こだわりは素材。
この八ッ橋には最高級の素材が使われているんですよ。
- 生地には京都産コシヒカリ
- 京都宇治の抹茶
- 北海道産大納言
生八ッ橋は一つずつ個別包装されていて、見た目もとても上品。
さらに専用の包装や手提げ袋がついているので、贈答用としてもピッタリの八ッ橋です。
大切な方への京都土産にいかがでしょうか。
ニッキと抹茶がそれぞれ5個ずつ入って1,550円です。
かぐわしき八ッ橋を食べた感想
高級感あふれるパッケージ。そして専用の紙袋。
最高級の特別な八ッ橋らしく、すべてが特別仕様です。一般的な八ッ橋と比べても格の高さは段違い。
包み紙を開けると、中から現れたのは鮮やかな水色をした箱。そこには、かきつばたと思われる花が描かれています。
食べる前からドキドキとした気持ちが収まりません。
そしてそっと箱を開けると、中には整然と並べられた生八ッ橋。和紙をイメージした手触りのいい包みに1つずつ包装されています。
なんという豪華な八ッ橋なのでしょう。
これほどまでに格式の高さを感じる生八ッ橋に出会ったことは一度たりともありません。
「かぐわしき八ッ橋」には2つの味があります。どれも生八ッ橋の定番の味です。
- にっきあんなま
- 抹茶あんなま
にっきあんなま
しっとり。そしてもっちりとした肌触りの生八ッ橋は、透明感がある飴色をしています。
にっきのさわやかな香りは際立ち、鼻の中を抜けてこの上ない清々しさを感じるんです。
生八ッ橋の皮はとてもなめらかなで、つるんと滑るように口の中に入っていきます。
にっきの清々しい香りと爽やかな刺激は本当に心地よくて、皮だけ食べても絶品。
中に入っているのは粒あんです。
程よい甘さと、小豆の粒の食感がたまりません。
小豆とにっきの相性はいうまでもありませんね。
食べた後にも口の中ににっきの爽やかな香りが残り、余韻も十分に楽しめます。
抹茶あんなま
濃厚な抹茶をイメージさせる濃緑の生八ッ橋。ほんのりと抹茶の香りが漂います。
抹茶がふんだんに使われた生八ッ橋の皮は、甘さは控えめで抹茶の苦みが強調されています。「にっきあんなま」に比べて少し硬めです。
中に入っているのは「にっきあんなま」と同じく粒あん。
小豆の素朴な甘さと抹茶の苦みがよく合います。
食べ終わった後、口の奥の方に残る抹茶の苦みと香りがとても素晴らしいです。
「にっきあんなま」と比べて甘さは控えめなので、甘いものが苦手なら「抹茶あんなま」をおすすめします。
かぐわしき八ッ橋が買える場所
かぐわしき八ッ橋は以下の店舗で購入することができます。
販売日は毎月1日と15日の2日だけです。
- 本店
- 熊野店
- 祇園店
- 清水坂店
- 八条口店
- アスティ八条口構内