入江豊三郎本店 十六味保命酒のど飴が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
十六味保命酒のど飴について
十六味保命酒のど飴(じゅうろくみ ほうめいしゅ のどあめ)は、広島県福山市鞆町にある入江豊三郎本店が販売するのど飴です。
入江豊三郎本店が所在するのは、福山市南部の古い港町・景勝地の「鞆の浦(とものうら)」がある鞆地区。
鞆地区は350年以上前から「保命酒(ほうめいしゅ)」が名産です。
入江豊三郎本店は、明治前期から続く保命酒製造の老舗。
そんな入江豊三郎本店の保命酒を使ったのど飴です。
十六味保命酒のど飴は、直径約2cm、厚さ約8mmのおはじき型の飴。
半透明の濃い橙色で、べっこうのような色合いをしています。
保命酒のほか、天然ニッキ(シナモン)が含まれているのが特徴です。
手作りで、直火鍋でじっくりと炊き上げてつくっています。
なお、保命酒入りですが、アルコール分はありません。
保命酒とは
保命酒は、江戸時代初期の1659年(万治2年)、大阪出身の漢方医の子、中村吉兵衛により現在の鞆の浦でつくられました。
鞆周辺の名産だった地酒「吉備の旨酒」(味醂酒)を元に、そこへ16種類の薬味を漬け込んでつくられた薬味酒です。
独特の甘みを持つのが特徴で、健康増進や滋養強壮を目的に人気となり、福山藩の庇護を受けました。
鞆ノ浦の名産品として知られるようになり、幕末にはベリーやハリスが飲んで気に入ったそうです。
また、明治時代には福澤諭吉も飲んだことで知られていますよ。
十六味保命酒のど飴を食べた感想
鼻を近づけるとニッキ特有の香りが少しします。
口に入れると同時に、やさしい甘みとともにニッキの強めの風味が広がりました。
ニッキ独特の刺激があります。
ニッキが入っているので喉にやさしい感じがしますが、ニッキが苦手な方はご注意ください。
食べた後もニッキの風味がしばらく感じられます。
保命酒独特の風味は弱めですが、保命酒の栄養成分はしっかりと補給できますよ。
十六味保命酒のど飴の栄養成分
100gあたりの栄養成分。
熱量 | 385kcal |
---|---|
タンパク質 | 0.1g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 96.2g |
ナトリウム | mg |
十六味保命酒のど飴の購入について
十六味保命酒のど飴は、1袋80g入りで210円(税込)。
福山市鞆町にある入江豊三郎本店で購入できます。
そのほか、鞆地区にある「ともてつバスセンター」の売店や、JR福山駅構内の「さんすて福山」にある土産物売場「おみやげ街道」でも購入可能。
さらに、入江豊三郎本店のオンラインショップや、その他の一部オンラインショップでも取り扱いがあります。