紅屋本店 巻せんべいが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
紅屋本店 巻せんべいとは
福島県福島市の北部にある、飯坂温泉街。
東北地方有数の古い温泉で、1689年に松尾芭蕉が奥の細道の途中で立ち寄った場所でもあります。
巻せんべいは、飯坂温泉の複数の店舗で作られている銘菓のひとつ。
中でも紅屋本店のものは、旅館のお茶請けにも使われる、飯坂温泉を代表するお菓子です。
白砂糖と水あめを煮詰めて作った南蛮菓子・有平糖(ありへいとう)を、甘いせんべいで巻き込んだせんべい。
昭和4年に紅屋を創業した先々代が作りはじめたもので、現在は三代目が毎日2,000本を焼き上げています。
せんべいの香ばしい生地と、舌のうえですーっと溶ける有平糖の甘さがマッチした、歯ごたえの楽しめるお菓子ですよ。
第23回全国菓子博覧会において、名誉総裁賞を受賞しています。
紅屋本店 巻せんべいを食べてみた感想
お菓子は1本ずつの個包装。
直径8cmほどのせんべいをくるっと巻いた形です。
せんべいはこんがりと焼き色がつき、ややぶ厚め。
ザクザクっとした、ややかための歯ごたえです。
味はいわゆる”卵せんべい”で、甘みのなかに卵の風味が効いています。
ただ、おどろいたのが有平糖の部分。
何気なく噛もうとすると、まったく歯が立たない強烈な硬さでびっくりしました。
噛み切ることができないため、まわりのせんべい部分を食べてから、口の中で溶かすことに。
少し口の中にいれておくとほろほろと柔らかくなり、食べやすくなりますよ。
有平糖の食感は”氷砂糖”にそっくり。
卵せんべいとともに、子どもの頃を思い出すような、懐かしさのあるお菓子です。
紅屋本店 巻せんべいが買える場所や通販について
- 【住所】福島市飯坂町字古舘13-6
- 【営業時間】8:00〜17:30
- 【定休日】日曜日
紅屋本店は飯坂温泉街にあります。
電車の場合、JR福島駅から福島交通飯坂線に乗り換えて25分ほど。
車の場合は福島飯坂ICから15分ほどです。
ほかに道の駅安達でも取り扱いがありますよ。
通販の場合は、こだわり横丁 ふくしまやからお取り寄せが可能です。
紅屋本店 巻せんべいの値段
- 9本入り:324円
- 15本入り:540円
- 20本入り:756円