小池菓子舗 あわまんじゅうが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
[もくじ]タップですぐ見れます
あわまんじゅうとは?
あわまんじゅうとは、福島県の会津地方にある柳津(やないづ)の名物のお菓子。
粟(あわ)ともち米でつくられているお饅頭です。中にはこし餡が入っていますよ。
今から200年ほど昔、日本三大虚空蔵尊の1つ、柳津にある福満虚空蔵尊が大火に遭いました。そのときに、二度と災難にあわないようにとの願いをこめてつくったのが、あわまんじゅうの始まり。
柳津にある福満虚空蔵尊は観光名所として、今でもたくさんの人が訪れる場所の1つ。
賞味期限は二日間と短いですが、蒸したての美味しさをいただくのもよし、翌日にまわりの粟(あわ)の部分がしっとりとしてからいただくのもよし。それぞれ、違った美味しさを味わえますよ。
珍しいあわまんじゅうはデパートで行われる東北地方や福島県の味めぐりの催事でも実演販売されることもあります。毎回人気の商品の一つ。
福島県の柳津に足を運べない方でも、百貨店の催事でもし出会ったら、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
あわまんじゅうの昔ながらの美味しさに、とりこになるかもしれません。
あわまんじゅうを食べてみての感想
福島県出身のわたしは、あわまんじゅうは家族の想い出がつまったお菓子。子供の頃に、柳津に家族で出かけてはあわまんじゅうを食べるのが楽しみでした。
今回は、札幌の東急百貨店で開催された「東北6県味めぐり」で購入しました。実演販売されていて、ほかほかといい香りが漂い、長い行列ができていましたよ。
▼百貨店の催事で実演販売されていたあわまんじゅう
蒸したてのまだ温かさ残るあわまんじゅうをいただきました。鮮やかな黄色の淡色が見た目にもきれいですね。
まわりの皮の部分は、粟ともち米でできていてとっても柔らか。
粟のプチプチとした舌触りとお餅が、なんとも優しい味です。中にたっぷりと詰まっているこし餡は、とても上品。
原材料もとてもシンプル。昔から同じ製法で変わらない美味しさが続いていることがわかります。
普通のお饅頭だとは2個も3個も食べることはできませんが、あわまんじゅうは柔らかいお餅のような感覚で、ついついもう1つと手が伸びますよ。とても食べやすいお饅頭です。
賞味期限が2日間と短いですが、我が家では買ってくるとすぐになくなってしまうおまんじゅう。
福島県の会津地方にある柳津の名物、観光で訪れたり、百貨店の催事などでみかけたらぜひチェックしてみてくださいね。
食べやすく、粟のやさしく懐かしい味と食感のお饅頭、おすすめの一品ですよ。