あん入り生八ッ橋 あんなま「梅・うぐいす詰合せ」が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
あん入り生八ッ橋 あんなま「梅・うぐいす詰合せ」とは?
京都の有名なお土産といえば八ッ橋。
あまりにも有名なお菓子ですので、京都には八ッ橋を作るお店がたくさんあります。
数ある八ッ橋屋さんの中から今回ご紹介するのは、元禄二年(1689年)創業の本家西尾八ッ橋。
「あんなま」とは本家西尾八ッ橋が手がける、生八ッ橋で餡を包んだお菓子の商品名です。
定番のにっきや抹茶などに加え、春夏秋冬それぞれの季節にあわせた季節限定商品もたくさんあるのが魅力なんですよ。
今回ご紹介するのは新春限定のあんなま「梅・うぐいす詰合せ」です。
真っ白な生八ッ橋の皮の中にそれぞれ「梅餡」と「うぐいす餡」が入っています。
「梅と鶯(うぐいす)」
という言葉をご存知でしょうか。
「取り合わせのよい二つのもの」という意味の言葉なのですが、「梅」と「うぐいす」は古くから春の歌に多く詠まれています。
まさにこの「あんなま」は新春のおめでたい雰囲気を表現したものなんですね。
新春の1ヶ月ほどしか販売されない珍しい生八ッ橋です。お正月のあめでたい席にいかがでしょうか。
- 10個入り(梅、うぐいす各5個ずつ):540円
あん入り生八ッ橋 あんなま「梅・うぐいす詰合せ」を食べた感想
新春らしいおめでたい雰囲気の生八ッ橋。
梅の赤、うぐいすの緑。
それぞれの上品な色の餡が白い皮の向こうに透けて見えます。
「あんなま 梅」と「あんなま うぐいす」それぞれ食べた感想です。
あんなま 梅
しっとりとした純白の生八ッ橋の皮。
皮の向こう側にうっすらと透けて見える赤い梅の餡。とても上品な色をしています。
生八ッ橋の皮はとてもシンプル。
もっちりとした歯ごたえと上品な甘さだけを感じることができます。
それは、余計なものはすべてそぎ落としたかのような味わいです。
ニッキやきな粉が使われることの多い生八ッ橋ですが、「あんなま 梅」に使われている皮はとても素朴で美味しいですよ。
一番驚いたのは梅の餡です。
思ったほど酸味はなくて、まるでフルーツのような味わい。
中に入っている梅の果肉も食感に変化を与えてくれますよ。
食べる前は梅干しのような強い酸味を想像していました。ところが実際に食べるととってもフルーティー。
一口食べて大変驚いたというのが率直な感想です。
これは上品で本当においしい!
フルーツのような餡を味わうために、生八ッ橋の皮は素朴でなければならないんですね。
梅の餡を食べて納得!
想像していたよりずっとおいしいフルーティーな生八ッ橋です。
酸っぱいものが苦手でも、これなら大丈夫。
あんなま うぐいす
「あんなま 梅」と同じく、純白の皮の生八ッ橋です。
中に透けて見えるのはうぐいす餡。
えんどう豆を使って作られた緑の餡です。
うぐいす餡は小豆やいんげん豆で作られた白餡とは違って、豆の味をしっかりと味わうことができます。
豆が持つ青臭い風味がとてもおいしく、しっかりと素材の味を味わえる生八ッ橋です。
シンプルな生八ッ橋の皮だからこそ、豆が持つおいしさをダイレクトに感じることができるのでしょうね。
とてもおいしい生八ッ橋です。
あん入り生八ッ橋 あんなま「梅・うぐいす詰合せ」が買える場所
あん入り生八ッ橋 あんなま「梅・うぐいす詰合せ」は、本家西尾八ッ橋各店舗、オンラインショップや京都駅などで購入することができます。