瑞花 米百俵が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
瑞花 米百俵とは
米百俵(こめ・ひゃっぴょう)は、旧長岡藩の藩士・小林虎三郎の故事にちなんだお菓子。
国産米で作った寒梅粉と和三盆糖を、米俵のかたちに固めた落雁です。
約70年の歴史のあるお菓子でしたが、販売元の米百俵本舗が後継者不足により廃業してしまいます。
そこで、新潟県の高級米菓専門店・端花(ずいか)の親会社・岩塚製菓が職人や設備を引き継ぎ、新たに販売を始めました。
リニューアルを機に、さらにすっきりとした後味に仕上げ、デザインも一新してより現代風のお菓子として蘇っています。
小林虎三郎「米百俵の精神」とは
戊辰戦争で破れた長岡藩では、藩士がその日食べるものにも困るほど苦しい生活になりました。
それを見かねた長岡藩の支藩・三根山藩から、米百俵が贈られます。
藩士たちは喜びますが、藩の大参事・小林虎三郎は米を藩士に与えず、売って学校設立の資金にすることを決定。
「国が興るのも町が栄えるのも、ことごとく人にある。食えないからこそ学校を建て人物を養成するのだ」
と教育の大切さを説き、国漢学校を開校しました。
このエピソードは「米百俵の精神」として語り継がれ、元総理大臣の小泉純一郎氏が所信表明演説で引用したことでも知られています。
米百俵の精神は、「今現在のつらいことを耐えしのげば、将来の利益になる」ということを表しているのです。
瑞花 米百俵のこだわりのパッケージ
米百俵の包装紙は、江戸時代の長岡城下図を描いたもの。
米百俵マークは、長岡藩の漢国学校発祥の地(昌福寺)についていました。
裏面に使われているシールは「米百俵」のマークで、細かいデザインまでこだわっていることがわかりますね。
白地の箱に、端花のシンボルカラーである紺色がよく映えます。
シックで高級感のあるパッケージです。
瑞花 米百俵を食べてみた感想
お菓子は1個あたり2cm×3cmと、親指の先ほどしかないひと口サイズ。
ふっくらと立体的な形に、米俵を模した模様が描かれています。
俵のごとく積み上げてみると、まさに米俵のミニチュア版といった雰囲気に。
固いお菓子を想像していましたが、噛んでみるとおどろくほど柔らかく、崩れるようなはかなさ。
舌の上にのった瞬間にすーっと溶けてなくなる、なんとも繊細な食感です。
和三盆糖の甘みは、コクがあるのにしつこくなく、さっぱりとしています。
小さめなのに満足感が強く、お茶請けにもぴったりの味わいですよ。
カロリーと栄養成分表示について
瑞花 米百俵は、甘いお菓子なので、どれくらいカロリーがあるのかも気になりますよね。
瑞花 米百俵のカロリーと栄養成分表示(1個あたり)は以下の通り。
エネルギー | 12kcal |
---|---|
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 2.9g |
食塩相当量 | 0.01g |
瑞花 米百俵は、1個あたり12kcal。
おやつとして、たくさん食べられそうですね。
賞味期限や日持ちは?
瑞花 米百俵の賞味期限は常温で120日間。
高温多湿・直射日光をお避けください。
瑞花 米百俵の値段
米百俵はバラ売りなどはなく、16個入りのみの展開です。
個包装にはなっていないため、大人数で食べるシーンに向いていますよ。
- 16個入り:1,080円
瑞花 米百俵が買える場所
瑞花 米百俵は、新潟駅・新潟空港をはじめとした県内の端花の店舗および銀座店で購入できます。
通販もできます
瑞花 米百俵は以下のサイトからお取り寄せ可能。
お取り寄せして、自宅用のおやつとしても楽しめますね。