夕子(栗あん)が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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夕子(栗あん)とは?
京都のお土産の定番「八ッ橋」。
京都には八ッ橋を作るお店はたくさんあるのですが、今回ご紹介するのは「井筒八ッ橋本舗」の生八ッ橋です。
井筒八ッ橋の創業は文化二年(1805年)。なんと江戸時代なんですよ。
ただ、生八ッ橋で餡を挟んだ「夕子」シリーズの歴史は新しく、昭和45年(夕子という名前になったのは昭和49年)なんです。
夕子(栗あん)は秋限定で販売されている、栗を使った生八ッ橋。
井筒八ッ橋本舗の特徴でもあるニッキの強い生八ッ橋の皮で栗のあんを包んでいます。
栗あんは栗の実を砕いたものがゴロゴロ入っているので、栗の食感も存分に楽しめますよ。
秋にだけ食べられる特別な生八ッ橋。
秋の京都旅行のお土産にピッタリです。
夕子では今回ご紹介した「栗あん」以外にも、秋限定の商品として「芋あん」や「柿あん」も販売されています。
「栗あん」と「芋あん」のセットも秋の夕子を楽しむのにオススメです。
今回ご紹介した5個入りの「夕子(栗あん)」は食べきりサイズなので、一人暮らしをしている方へのお土産などにもピッタリですよ。
わたしのおすすめは、同じような5個入りの生八ッ橋をたくさん買っていくこと。
相手に好きな味を選んでもらうようにしていますが、結構喜んでもらえますよ。
夕子(栗あん)を食べた感想
栗を楽しむ生八ッ橋ですが、まず目を引くのはその色です。
生八ッ橋の皮は濃い茶色をしています。
「もしやニッキが入っているのでは?」と思い原材料を確認すると、思った通りニッキが使われていました。
井筒八ッ橋本舗の生八ッ橋はニッキの味が強いのが特徴なんですが、ニッキの刺激が栗と合うのか?その点をしっかりと確認してみたいと思います。
茶色の生八ッ橋の皮からは強いニッキの香りが。
この時点では栗の香りはまったく感じません。
若干心配になりながらも食べてみると、そんな心配は無用だということがすぐに分かりました。
口に入れた瞬間、栗のほくほくとした甘さが広がったからです。そして、少し時間をおいてニッキの強い刺激と爽やかさも口の中を満たしていきます。
繊細な栗と刺激の強いニッキ。
一見、栗の繊細な味わいが死んでしまいそうなんですが、全くそんなことはありません。
栗自体もしっかりとした濃い味がついているので、ニッキに負けることがないのです。
むしろ、ごろごろとした大きな栗のかけらが入った栗あんは、食べ始めでは完全に優勢。
ニッキの味より栗の味が大きなウェイトを占めています。
そして栗の餡が口の中からなくなるとニッキの味が一気に広がり、口の中はニッキ一色に。
時間差で2つの味が楽しめるとてもおいしい生八ッ橋ですよ。
ニッキ好きには感動レベルのおいしさだと感じました。
夕子(栗あん)が買える場所
「夕子(栗あん)」は井筒八ッ橋本舗の各店舗や京都駅などで購入することができます。
私は京都駅の地下にあるポルタ京名菓店で購入しました。
また、井筒八ッ橋本舗のオンラインショップでも「夕子(栗あん)」単品ではありませんが、秋の夕子を購入できますよ。