和菓子やや 良寛餅が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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良寛餅について
良寛餅は、倉敷市玉島の「和菓子やや」が手がける、こし餡を餅粉で包んで蒸し上げたシンプルな和菓子です。
実はこの良寛餅、以前は100年以上も続いた老舗の和菓子店が作っていたのですが、そちらが閉店となり、良寛餅もしばらく姿を消してしまいました。
「良寛餅」と名前にあるように、倉敷市玉島の円通寺にゆかりの深い良寛和尚にちなんだ和菓子ですので、復活を望む声が多かったそうです。
その後、和菓子ややの店主がその味を引き継ぎ、今も玉島伝統の和菓子として親しまれています。
良寛和尚は、沢山の子どもたちと交流した僧侶としても知られているので、今でも地元の信頼が厚いのでしょうね。
良寛餅の特徴は、なんといってもこの風変わりな形にあるでしょう。
こちらは玉島の円通寺の僧侶、良寛和尚(通称良寛さん)が持っていた托鉢(たくはつ)の形をしているといわれています。
良寛餅はすべて手作りなので、始めはこの形や大きさを揃えるのに大変苦労されたそうですよ。
食品添加物、防腐剤など一切使用せず、昔ながらの材料にこだわって作られています。
良寛餅を食べてみた感想
なんとも可愛らしいお餅が、むつむつと並んでいます。この見た目は他ではなかなか見ないですね。
触ってみると、グミよりは少し柔らかい程度にぷにぷにとした弾力を感じます。
蒸し上げているので、お団子よりもつるんとした印象です。
食べてみると想像以上に柔らかく、表面の焼き目が香ばしいです。
この焼き目が、見た目にも味にも良い効果を発揮していますね。
中のこし餡は甘さ控えめで、とても澄んだ味わい。
サラッとした口触りの良い餡は、もちろん手作りです。
とてもシンプルな和菓子なのですが、それだけに素材の良さ、仕事の丁寧さが分かります。
日持ちがしないので、食べきれない場合は冷凍保存ができますよ。
そのまま解凍するのも美味しいのですが、おすすめはフライパンにごま油をひいて、その上で数分こんがりと焼き目を付ける方法です。
お餅がさらに柔らかくなり、中の餡は熱々!
ごま油の香りでちょっと中華風になり、何個でも食べられます。
解凍するときや、寒さで硬くなってしまったときはぜひ試して見てください。
良寛餅の価格
- 1個(バラ売り) 税込み80円
- 10個入り 税込み800円(+箱代80円)
- 15個入り 税込み1200円(+箱代120円)
- 20個入り 税込み1600円(+箱代160円)
- 30個入り 税込み2400円(+箱代240円)
良寛餅を購入できる場所
- 和菓子やや