平安堂梅坪 柿羊羹が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
平安堂梅坪 柿羊羹のデータ
商品名 | 平安堂梅坪 柿羊羹 |
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内容量 | 8個入り、201〜300g、401〜500g |
製造者 | 平安堂梅坪 |
製造者住所 | 広島県広島市西区商工センター 7-1-19 |
賞味期限 | 180日 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避けて保存 |
箱の大きさ | 横 5cm × 奥行き 19.5cm × 高さ 2.8cm |
名産地 | 広島県 |
販売場所 | 広島駅、福屋八丁堀本店、福屋広島駅前店、五日市福屋、そごう広島店、天満屋福山店、天満屋広島アルパーク店、天満屋広島緑井店 ※ 販売場所は公式サイト・現地で直接確認していますが、販売終了している場合もあります。 |
おみやげの種類 | ほし柿、和菓子、羊羹・水羊羹 |
価格帯 | 1,000円以内、2,000円以内 |
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平安堂梅坪 柿羊羹とは
広島市の有名なお土産といえばもみじ饅頭を思い浮かべると思います。
しかし、実際にはもみじ饅頭は広島市の銘菓ではなく、西隣の廿日市市にある宮島の銘菓。
実は広島市には、もみじ饅頭より古い歴史のある銘菓があります。
それが柿羊羹。
江戸時代、歴代の広島藩主が参勤交代で江戸に向かった際、広島の名産物として広島産の干し柿を幕府に献上していました。
広島周辺は古くから柿栽培が盛んで、広島産の柿は大きめで種が少ないので干し柿に向いていたのです。
現在も西条柿や祇園坊柿といったブランドの柿が栽培されています。
いつしか広島産の干し柿を使った羊羹「柿羊羹」が誕生。
明治時代になると、江戸時代に30軒ほどだった広島の和菓子屋は、なんとおよそ300軒に。
その多くが柿羊羹を取り扱いました。
平安堂梅坪の創業は、それより少し後の時代になる大正7年(1918年)です。
なお、羊羹の産地として、安芸・広島と美濃・大垣(岐阜県大垣市)の2地域が有名。
しかし両地域の柿羊羹には違いがあります。
大垣の柿羊羹は、半分に割った竹に、寒天で固めたペースト状の柿を流し入れて固めたもの。
一方、広島の柿羊羹は、羊羹の中にジャム状の柿と細切れの干し柿を練り込みます。
現在、柿羊羹を製造する和菓子屋は減少しましたが、平安堂梅坪をはじめ、今も残る業者はそれぞれ工夫して柿羊羹を製造。
平安堂梅坪では今回紹介した柿羊羹のほかに、高級柿である広島県安芸太田町産の祇園坊柿の干し柿を使った、高級柿羊羹「祇園坊」などの商品もラインナップ。
また平安堂梅坪は、柿羊羹に使う干し柿は蜜漬けにしたものを使用するといったこだわりがあります。
平安堂梅坪 柿羊羹を食べた感想
外見は透明感のある赤茶色で、干し柿の色を少し薄くしたような感じ。
そして羊羹の中に点々と干し柿の細切れの果肉が入っているのがわかります。
噛むとプニっとした柔らかな食感で、ねっとりとした舌触り。
味は、まるで干し柿そのものを食べているかのよう。
かみしめた瞬間から口の中に柿の風味と干し柿独特の濃くて豊かな甘みが広がり、余韻を残します。
平安堂梅坪 柿羊羹が買える場所
平安堂梅坪の柿羊羹は、広島県内にある各店舗で購入可能。
店舗は県内の百貨店や広島駅ビル内にもあります。また一部の百貨店やショッピングセンターでも販売。
平安堂梅坪の公式サイトでは通信販売も行っています。