太郎庵 会津山塩 ならぬことはなりませぬが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
太郎庵「会津山塩 ならぬことはなりませぬ」とは
「会津山塩 ならぬことはなりませぬ」は、会津産の”山塩”を使った羊羹です。
福島県河沼郡会津坂下町の菓子店・太郎庵が手がけています。
塩といえば海水からつくるイメージがありますが、会津には海がないため、大塩裏磐梯温泉の温泉を煮出して作る”山塩”づくりが発達しました。
不純物をひとつひとつ人の手で取りのぞくという、手間のかかる作業です。
そんな貴重な山塩を、北海道十勝産小豆と、天然の天草を使った寒天と合わせた、こちらの羊羹。
海塩とは異なる山塩の風味が、ピリッと効いた味わいです。
「ならぬことはなりませぬ」の名前の由来
羊羹としては不思議な商品名ですが、これは会津の武士はこうあるべきだという藩校の「什(じゅう)の掟」からきています。
一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ
ニ、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ
三、虚言を言うことはなりませぬ
四、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ
五、弱い者をいじめてはなりませぬ
六、戸外でものを食べてはなりませぬ
七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ
包装紙にも、この七か条が印刷されていますね。
この七か条は「ならぬことはなりませぬ」、つまり「いけないことはいけない」という言葉で結ばれていました。
今となってはやや厳しすぎるようにも思われますが、会津の侍たちはこのような「義」をかたく守っていたのでしょう。
太郎庵「会津山塩 ならぬことはなりませぬ」を食べてみた感想
袋の中にはさらに箱入りで、羊羹がまるまる一本入っていました。
中にはプラスチックの楊枝つきでしたよ。
表面にほんのり透明感のある羊羹。
はじめはつるりとしていて、口に入れたあとはあんこのざらっとした食感が感じられます。
味わいはまさに「甘じょっぱい」ですね。
あんこの甘さもありますが、全体的に山塩がよく効いていて、さっぱりと食べられます。
夏場はつめたく冷やしてからいただくのがおすすめです。
太郎庵「会津山塩 ならぬことはなりませぬ」が買える場所や通販について
「会津山塩 ならぬことはなりませぬ」は、太郎庵の店舗(県内13店舗有)や東山温泉街、鶴ヶ城の売店などで購入できます。
通販の場合、太郎庵オンラインショップからお取り寄せできますよ。
太郎庵「会津山塩 ならぬことはなりませぬ」の値段
- 1本:864円
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