玉川屋 くろがね焼が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
玉川屋 くろがね焼とは
玉川屋のくろがね焼は、福島県二本松市にある岳(だけ)温泉のお土産。
小判型にこんがりと焼き上げた生地に、さらっとした舌触りの自家製こしあんを入れたものです。
玉川屋は、創業60年を越える老舗。
昭和30年・32年に、高松宮殿下が登山スキーに訪れた際に献上したこともある、由緒あるお菓子です。
今でもひとつひとつ手焼きしており、素朴ながら昔から変わらない味わいで、多くの観光客や登山客に愛され続けています。
第19回全国菓子大博覧会で名誉大賞を、第21回全国菓子大博覧会で国務大臣賞をそれぞれ受賞していますよ。
くろがね焼の名前の由来
福島県・安達太良山に連なる峰のひとつ・鉄山の別名は、ずばり「くろがね山」。
“宝の山”とも称されるくろがね山にあやかって、お菓子も「くろがね焼」と名付けられたのだそう。
また、この山の8合目には鐘があり、高松宮殿下が訪れた際に「くろ鐘」と命名されたのだとか。
玉川屋 くろがね焼を食べてみた感想
お菓子は6cm×4.5cmの小判型。厚みは2cmほどあります。
表と裏にこんがりと焼き色がつき、表には”くろがね焼”の焼印が押されていました。
生地だけを食べてみると、カステラに近い食感で、甘さは控えめ。
卵がふんわりと香ります。
中のあんは、ほくほくとしっとりの中間といった舌触り。
さらっとなめらかで、こちらは甘さが強めでした。
こういったお菓子はできたてがおいしいように思いますが、じつは冷めてからのほうが味が落ち着き、甘さが引き立つのだそう。
岳温泉で長く愛されてきたお菓子、くろがね焼。
くろがね焼を片手に、岳温泉観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。
玉川屋 くろがね焼の賞味期限
明記された日付から計算すると、賞味期限は製造日を含めた4日間です。
余計な添加物は入っていないため、早めに食べきるのがおすすめ。
食べきれない場合は冷凍保存もできますよ。
玉川屋 くろがね焼が買える場所や通販について
くろがね焼が買えるのは、岳温泉にある玉川屋の店舗のみ。
通販は行っていませんので、ぜひ岳温泉まで足を運んでみてください。
玉川屋 くろがね焼の値段と個数
- 8個入り:980円
- 12個入り:1,400円
- 20個入り:2,400円