すや 栗きんとんが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
すや 栗きんとんのデータ
商品名 | すや 栗きんとん |
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内容量 | 6個入り、10個入り、15個入り、20個入り、25個入り、30個入り、40個入り、50個入り |
製造者 | 株式会社 すや |
製造者住所 | 岐阜県中津川市新町2-40 |
原材料 | 栗(国産)、砂糖 ※ 原材料の並び順はパッケージと異なっている可能性があります。 |
賞味期限 | 製造日を含め4~5日間(時期により異なる) |
保存方法 | 常温(高温多湿を避けて保存) |
箱の大きさ | 横 11.4cm × 奥行き 18.5cm × 高さ 4.2cm |
名産地 | 岐阜県、中津川 |
販売場所 | 松坂屋名古屋店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、日本橋高島屋、高島屋大阪店、高島屋新宿店、高島屋横浜店 ※ 販売場所は公式サイト・現地で直接確認していますが、販売終了している場合もあります。 |
おみやげの種類 | 栗きんとん、和菓子、和生菓子 |
価格帯 | 2,000円以内、3,000円以内、4,000円以内、5,000円以内、5,000円超 |
すや 栗きんとんとは
「すや」は岐阜県中津川市、旧中山道に本店を構える和菓子屋さん。創業は元禄年間という老舗です。
岐阜県の恵那山麓は栗の産地として有名で、すやでも栗を使ったさまざまな和菓子を製造・販売しています。
その中でも、季節限定(9月~1月)で販売される栗きんとんは、すやの代名詞ともいえる有名なお菓子。
栗きんとんというと、お正月のおせちに入っている黄色くて甘い栗きんとんをイメージする方も多いかもしれませんが、すやの栗きんとんは、栗と砂糖のみを使って作られた、素朴な和生菓子です。
作り方は、蒸した栗をたてに割って、竹べらでほじくり出した栗の実をつぶし、少量の砂糖を加えて煮たものを茶きんで絞るのみ。
余分なものを加えたり、余分な工程を挟んだりはせず、昔ながらの製法を守り続けているそうです。
おせちの栗きんとんしか食べたことのない方は、「これが栗きんとん!?」と驚くかもしれません。
すや 栗きんとんを食べた感想
すやの栗きんとんは、原材料が栗と砂糖のみ、という非常に素朴な栗きんとん。
個包装のつつみを開くと、ちょこんと現れる栗色の栗きんとん。茶巾絞りの跡が丁寧な手仕事を感じさせます。
1個の大きさは、4.5センチ×3.5センチ×2.5センチほどで、やや大きめの栗そのものに近い大きさ。
かじってみると、栗そのものの味わいが口いっぱいに広がります。ほくっとしたきんとんの中にツブツブとまざる栗の実の食感も楽しく、秋のめぐみをそのままいただいている贅沢な気分になれますよ。
食べ終わってしまうのがもったいないような、でも早く頬張りたくなるような、そんな贅沢な気持ちを味わえる栗きんとん。
『鳴門秘帖』等の作品で知られる小説家、吉川英治氏は、すやの栗きんとんについて、以下のような文章を残しています。
掌にのせて
ほろほろと味はひました。
まつたく山栗の味そのままが、
秋の山で食べるそれと
少しもかはらない味で
口にふくみを覚えます。
(すや 商品同梱のリーフレットより引用)
お菓子ではありますが、まさに「栗そのもの」といっても過言ではありません。
カロリーと栄養成分表示について
すや 栗きんとんは、甘いお菓子なので、どれくらいカロリーがあるのかも気になりますよね。
すや 栗きんとんのカロリーと栄養成分表示(1個あたり)は以下の通り。
エネルギー | 72kcal |
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たんぱく質 | 0.7g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 17.1g |
食塩相当量 | 0.0g |
すや 栗きんとんは、1個あたり72kcal。
おやつとして食べるときは、1個「ほどがちょうどよさそうです。
すや 栗きんとんを購入できる場所
すやの栗きんとんは、毎年9月から1月の期間限定で販売される商品です。
すやの栗きんとんを購入できるのは、岐阜県中津川市新町の「すや本店」、岐阜県中津川市中津川の「すや西木」、名古屋市の「松坂屋店」「ジェイアール名古屋タカシヤマ店」の4つの直営店舗。
そのほか、関東では「高島屋日本橋店」「高島屋新宿店」「高島屋横浜店」、関西では「高島屋大阪店」「阪神百貨店」でも取り扱いがあります。(いずれも期間限定販売)
また、すやの公式オンラインショップでの購入も可能です。百貨店などでは売れ筋の6個入りや10個入りといったサイズしか取り扱いがありませんが、公式オンラインショップでは6個入り~50個入りまでさまざまなサイズの栗きんとんが販売されています。
賞味期限が製造日を含め4日間~5日間(時期により異なる)と短く、風味が落ちやすいので、おみやげとしては、すぐに渡せてすぐに食べてもらえる相手へ贈るのがおすすめです。
愛知県・岐阜県では「すや」の知名度はかなり高く、「値段は張るが、秋が来るたびに食べたくなる」という人も少なくありません。おいしいものを少量食べたい、という年配の方にも喜ばれそうですね。