申餅が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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申餅(さるもち)について
京都三大祭、「葵祭」にちなんだお菓子です。
“食べることで身体を清め、元気の気をいただき、無事息災に過ごせるように”とお祈りした故事にならい、復元されました。
パッケージの後ろに由来が書かれているので、紹介しますね。
葵祭の申餅
葵祭は、旧暦の四月の間ほぼ一ヶ月にわたり祭儀礼がおこなわれ、平安朝の華やかな貴族文化を現在に伝える賀茂の例祭です。明治初年の法令制度化まで、葵祭の申(さる)の日には、小豆の茹(ゆ)で汁で搗(つ)いた御餅が神前に御供され、ほんのりとはねず色に輝くこの御餅のことを、都人は「葵祭の申餅」と呼んでいました。
はねず色とは、明け方の一瞬、空一面が薄あかね色に染まる様子で、生命の生まれる瞬間を表すとされています。
下鴨神社で購入できます。
申餅を食べた感想
トレーに、5個がそのまま乗っていました。
袋の内側に貼り付いていることがあるので、出す時はお気をつけください。
ころんと可愛い1口サイズ。私はこのお菓子を通して、初めて”はねず色”を知りました。
大人だけでなく、歴史はまだわからない子どもでも、色を通して興味を持ちそうですね。
指でつまむと柔らかく、噛むともちっとした食感です。
生地には特に味は感じませんでした。原材料を見ると、砂糖、餅米、小豆のみで作られているとわかります。
中には大きな粒がごろごろと入っていますよ。
よく和菓子では、粒餡でも一緒にこした餡が入っていますが、これは粒だけです。
昔ながらな感じがしていいですね。小豆の味がよくわかり、かといって濃すぎない素朴な味でした。
賞味期限が当日中なので、すぐ渡せる方へのおみやげにどうぞ。