佐賀銘菓 ゆりが買える場所はどこか・食べてみた口コミ




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佐賀銘菓ゆりとは?
数ある佐賀のお土産の中でも一風変わった材料を使ったお菓子が「ゆり」です。
古くから温泉街として栄えてきた佐賀県の富士町、古湯温泉街の一角にある老舗「御菓子舗 亀屋」で作られています。
「ゆり」はその名の通り、「ゆりの根」を使用している和菓子です。
古湯温泉が湯治場として栄えていた頃に、とある宿の主人が客へのおもてなしとして滋養強壮に効くとされるゆりの根に砂糖を混ぜ合わせ、片栗粉でとろみをつけて振舞ったのが始まりだそうです。
それから50年以上の月日を経て、改良に改良を重ねて食べやすい今の姿になりました。
今回は佐賀駅構内のおみやげ店で購入しました。20個入りで648円(税込み)です。老舗らしいシンプルな包装がかえって新鮮に映りますね。
佐賀銘菓ゆりを食べた感想
表面にはかわいらしいゆりの花と「ゆり」という字があしらわれており、和菓子らしく目でも楽しむことができます。
一口食べると、歯に当たった瞬間にほろほろっと溶けるように崩れ、口の中に砂糖の甘みが広がっていきます。
非常に口当たりがよく、甘さも見た目に反して甘すぎることはなく、どこか懐かしさを感じるような素朴な味です。
食べていると口の中の水分がなくなりますので、あつあつの緑茶やコーヒーと一緒に食べたいですね。
本来はお湯に溶かして食べられていたものなので、お湯に溶かしてくず湯として楽しむのはもちろん、紅茶やホットミルク、コーヒーに溶かしても美味しくいただけるそうですよ。
打菓子なので食べると砂糖や粉が散りますので、職場などのおみやげには向かないかもしれません。
お子さんへのおみやげというよりは、目上の方や祖父母などご年配の方へのおみやげに喜ばれると思います。
賞味期限も約4ヶ月と非常に長持ちしますので、保存しておいてお茶会などの機会にお茶菓子として振る舞うのもよいかもしれませんね。