超特選タルト70小1本入りが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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超特選タルト70とは?
1933年創業の「六時屋」が2003年4月11日に創業70年を祝して新たに販売したタルトです。
タルトは今から約300年前に名前をオランダ人によって伝えられたタルトレートというお菓子が発展したもの。
当時、長崎探題であった松山藩主松平定行公が南蛮菓子のタルトレートを大変気に入り、その製法を調べさせて松山へ持ち帰ったのが松山のタルト文化の始まりといわれています。
当時のタルトはカステラの中にジャムが入ったようなお菓子だったそうですが、後にあん入りのタルトが考案され現在の松山の名産品となりました。
この超特選タルト70には他にはないある特殊な材料が使われています。
それは「幸せの青い卵」。
普通卵と言えば白、もしくは褐色の卵を思い浮かべると思いますが、この超特選タルトに使われている卵は「青い」のです。
この青い卵を産むのはチリ北部アンデス山中のアウラカ地方固有のアローカナという品種。
超特選タルト70用に特別に飼育・栄養管理して生産されたアローカナの青い「超特選タルト専用卵」が使用されています。
この特別な卵によって生地の口当たりが柔らかく、なめらかな甘みと味わいが引き出されています。
超特選タルト70を食べた感想
ロールケーキのようにまるごと一本ごろっと包装紙に包まれていますが、中は一切れずつ12切れにスライスされていますので、取り分けるときに包丁は必要ありません。
ただ、まわりの生地が非常にふわふわで柔らかいので、つぶさないように取り分けるには注意が必要です。
口にふくむと卵の風味がふわっと香る柔らかいカステラ生地と、なめらかなあんこの風味が口の中に広がります。
寒天と水飴でねっとりとした食感のこしあんです。
その甘み中にかすかな柚子の香りが鼻をすっと通り、ただ甘いだけではなくさわやかな柑橘の香りでそっと味が引き締められている印象です。
甘みが上品で日本茶にはもちろん、コーヒーや紅茶とも相性は良さそうです。
保存料や食品添加物は一切使用されていませんので、開封後は冷蔵庫に保存し早めに召し上がって下さい。
写真のような紙箱の包装と、少し値段が高くなりますが贈答用に木箱入りでも販売されています。