蕗月堂 なると餅が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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蕗月堂 なると餅とは
秋田県仙北市角館で、古くからお祝い事や行事で食べられていた「なると餅」。
こしあんを、かわいらしい花びらの形のもち米で包んだお菓子です。
当時は粟(あわ)を使った粟餅だったため、「粟(あわ)」と「阿波(あわ)のなると」をかけて「なると餅」と呼ばれるようになりました。
その後米の生産量が上がっていく中で、材料はしだいに粟からもち米(道明寺粉)へと変化。
現在のなると餅の表面が黄色いのは、かつて粟を使っていたことの名残なのだそう。
角館がある仙北市のお隣・横手市にある蕗月堂(ろげつどう)でも、なると餅が作られています。
角館のなると餅は花びらの形ですが、蕗月堂のものは丸い形をしているのが特徴です。
賞味期限は2日間となっており、固くなった場合は少し温めることで柔らかさが復活しますよ。
蕗月堂 なると餅を食べてみて
直径は5cmほどで、角館のなると餅よりもひと回り小さめ。
封をひらくと、笹の葉のいい香りが漂います。
もっちりと粘り気の強い生地は、やや甘め。道明寺粉ならではのつぶつぶ感が楽しめます。
薄い色のこしあんは舌触りなめらかで、こちらはさらに甘さが強いですね。
1つが小さめな分、甘さがあっても食べきるとちょうどいいぐらいでした。
どこか昔懐かしさのある、素朴な味わいのお菓子ですよ。