翁軒 調布が買える場所はどこか・食べてみた口コミ

翁軒 調布 外装
おみやの写真について

翁軒 調布のデータ

商品名翁軒 調布
内容量1個入り5個入り8個入り16個入り
製造者翁軒
製造者住所岡山県岡山市北区表町三丁目6番37号
賞味期限3日
保存方法生もののため、早めに賞味
箱の大きさ横 13.5 cm × 奥行き 18cm × 高さ 3.5cm
名産地岡山県岡山市
販売場所岡山駅さんすて岡山天満屋岡山店
※ 販売場所は公式サイト・現地で直接確認していますが、販売終了している場合もあります。
おみやげの種類和菓子和生菓子
価格帯1,000円以内2,000円以内3,000円以内

調布について

調布(ちょうふ)は、岡山県岡山市中心部の表町商店街にある和菓子店・翁軒(おきなけん)が製造・販売している菓子。

調布は、知名度こそ「きびだんご」や「大手まんぢゅう」に劣りますが、それら2つや「つるの玉子」などと並ぶ、古い歴史を持つ岡山市の伝統的銘菓です。

調布の歴史

考案されたのは江戸時代末期、都宇郡生坂村(現在の倉敷市生坂)出身の間野与平(まの よへい)という和菓子職人が生み出しました。

与平は同時期に「むらすずめ(群雀)」を考案したことで知られる人物です。

その後、京都御所の近くで菓子屋を営みますが、蛤御門の変を期に帰郷。

そして岡山城下(表町の西大寺町)にて「金華堂(きんかどう)」という和菓子屋を創業し、調布はその店の看板商品になります。

明治22年には、金華堂を受け継ぐ店として翁軒が創業。

翁軒は調布も継承し、看板商品となって好評を博して、岡山銘菓となりました。過去には昭和天皇にも献上されています。

今では多くのメーカーが調布を販売していますが、元祖の味を継承しているのは翁軒だけともいわれているんですよ。

調布は頼山陽や中村汀女などの文化人にも好まれ、翁軒には頼山陽の直筆ひょうたん型の看板があります。

現在も翁軒にはその看板が残されていますので、こちらも必見ですよ。

調布の形やサイズ

調布の大きさは幅約3cm、長さ約9.5cm、厚さ約2.5cm。

細長い形で、皮の中に入っている求肥は直方体です。

皮は薄黄色で、中の求肥はやや黄色がかった白色をしています。

調布を食べた感想

皮の薄さは約2mmで、各メーカーの調布の中ではトップの薄さ。

とても薄いので、やさしく触らないと破れてしまいます。

とてもしっとりとした食感で、ほのかな甘さと香ばしさを感じます。

中の求肥は、かなりモッチリ。モチモチ感も各メーカーの調布の中で随一と思います。

上品で淡泊な甘さと皮の生地の相性がよく、とても食べやすいお菓子です。

店によると、生地の表面を少し火であぶっても美味しいそうで、表面がこわばってきたときにおすすめとのことですよ。

調布の購入について

調布は、岡山市表町商店街にある翁軒の店舗で購入可能です。

ほかにもJR岡山駅構内の「さんすて岡山」の土産物売場や、天満屋岡山店の土産菓子コーナーなどでも販売されています。

調布の入数・価格は以下の通り。

1個 86円 (税込)
5個入 432円 (税込)
8個入 756円 (税込)
16個入 1,470円 (税込)

なお、翁軒にはもうひとつ「不老餅(ふろうもち)」という看板商品があり、独自性のある商品で人気です。