中村軒 麦代餅が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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中村軒 麦代餅とは
麦代餅 (むぎてもち)は昔から、田植えどきの間食として、親しまれてきたお菓子。
かつては、この一回分の間食が麦代餅二個で、これを農作業の各田畑まで直接届けていました。
農繁期が終わった半夏生の頃、その代金としてあらためて麦を頂戴し、麦代餅二個につき約五合の割で交換。
この物々交換の名残から「麦代餅」の名が生まれたそうです。
中村軒では今も昔と変わらない製法でつくられています。
中村軒 麦代餅を食べてみて
麦代餅はふっくらと柔らかいお餅のなかにあんこを挟み、半分に折ってあります。
中に入っているあんこはトロッとした上品な甘さのつぶあん。
丁寧に炊かれた小豆の食感がいいアクセントとなっています。
あんこは昔ながらのかまどで上木(くぬぎの割り木)を燃やしてじっくり炊き上げたもの。
ガス釜のように火を止めてもすぐ温度が下がらないそうです。
付属のきな粉は大豆の香り高い風味でとても濃厚。
このきな粉がかかることで麦代餅のおいしさがさらに増し、特別感溢れるお菓子になります。
賞味期限は当日限り。
お餅が硬くならないよう、できるだけ早く食べるのがオススメです。