三河屋 むろの木が買える場所はどこか・食べてみた口コミ

むろの木 外装
おみやの写真について

三河屋 むろの木のデータ

商品名三河屋 むろの木
内容量1個入り2個入り3個入り4個入り5個入り
製造者三河屋
製造者住所広島県福山市沖野上町4丁目15-27
賞味期限約10日
保存方法直射日光、高温多湿を避け、涼しいところで保管
箱の大きさ横 7cm × 奥行き 28.5cm × 高さ 5cm
名産地広島県福山
販売場所福山駅
※ 販売場所は公式サイト・現地で直接確認していますが、販売終了している場合もあります。
おみやげの種類饅頭和菓子焼き菓子
価格帯1,000円以内3,000円以内4,000円以内5,000円以内5,000円超

むろの木について

むろの木は、広島県福山市にある和菓子店、三河屋(みかわや)が製造・販売しています。

鞆ノ浦に因んだ菓子で、『万葉集』に記された鞆ノ浦に関する歌に「むろの木」が出てくることに由来。

鞆ノ浦は古く「潮待ちの港」として繁栄。

飛鳥時代から奈良時代に活躍した歌人、大伴旅人(おおとものたびと)がは、太宰府から京への帰りに鞆ノ浦に寄った際に、次のような歌を詠みました。

我妹子(わぎもこ)が 見し鞆の浦の むろの木は
常代(とこよ)にあれど 見し人ぞなき

この歌が万葉集に記載されており、ここに出てくる「むろの木」をイメージしてつくられたのが、三河屋のむろの木なのです。

なお、むろの木は漢字で「天木香樹」と書き、現代でいうネズ(杜松)のこと。

お菓子の形状は、むろの木をモチーフとしているだけに、細長い棒状をしておりまるで枝のよう。

幅は約4.5cm、長さ約18cm、厚さ約3.5cmです

生地は焦茶色で上部にはゴマがまぶしてあり、ゴツゴツとしています。

むろの木を食べた感想

むろの木 中身

むろの木はとても細長いので、一口大にカットして食べます。

かじってみると、生地は意外にも薄く、そのぶん中には粒あんがギッシリとつまっています。

食べたときにまず感じるのは、生地の香ばしさゴマの風味です。

粒あんはしっとりとした舌触りと柔らかさで、こしあんと間違ってしまいそうなほどですよ。

甘さは上品な感じで控えめな印象。

そして、乾ブドウやオレンジの皮、さらにワインやラム酒が練り込まれており、かすかに香るフルーティーな風味が粒あんとマッチしています。

粒あんの中には栗のかけらが隠れており、栗の食感と風味がよいアクセントになります。

食べた後にも上品な余韻が楽しめる一品です。

むろの木の購入について

むろの木は、広島県福山市にある三河屋の店舗で購入可能です。

ほかにもJR福山駅構内にある「さんすて福山」の土産物売場「おみやげ街道」でも販売されていますよ。

入数・価格は以下の通り。

1本 972円 (税込)
2本入 2,160円 (税込)
3本入 3,240円 (税込)
4本入 4.212円 (税込)
5本入 5,184円 (税込)

ちなみに、むろの木を一口サイズの球状にした姉妹品「むろの木 まる」という商品もあります。