松葉家 一伯が買える場所はどこか・食べてみた口コミ

松葉家 一伯について

「一伯(いっぱく)」は大分市大道町にある創業70年以上の松葉家が作る大分銘菓です。

求肥でこし餡を包み、餅米で作ったうす種で挟んでいますよ。

「一伯」とは徳川家康の孫で大阪夏の陣で武功をたてた松平忠直の出家後の名前です。

豊後国へ流罪され仏門に入った一伯公が茶の湯で使用したお菓子を再現したものですよ。

大分市には松平忠直の館跡や墓石があり、大分の歴史と深く関わりを持つお菓子です。

松葉家 一伯を開封してみた

今回は8個入りの一伯を購入しました。

包装紙には松葉家の松の家紋と徳川家の家紋である葵の御紋があしらわれています。

包装紙と開くと、箱にも葵の御紋が大きく記されていますよ。

重厚のある外装で徳川家と関わりがあるのがわかりますね。

箱を開けると、ビニールの仕切りの中に個包装がきれいに並んでいます。

しっかりと密閉されているため、持ち運びの際は安心ですよ。

同封のしおりには、一伯と名付けた由来や歴史に込められた想いを紹介しています。

食べる前に一読すると、味の感じ方が多少変わってきそうですね。

ビニール袋から個包装を取り出すと、かすかに甘い香りがしてきました。

一つずつ和紙に包まれているので、食べる時は手でやぶいて開封できますよ。

一伯は手のひらに収まるほどの大きさです。

個包装の和紙にも葵の御紋が記されていますよ。

開封するともち米の香りが漂い、白く丸いお菓子が出てきました。

うす種の表面がツルッとしているので、囲碁で使用する白い碁石のようですね。

松葉家 一伯を食べた感想

一口頬張ると、うす種の鼻孔をくすぐる香ばしさとサックリとした歯切れの良さを感じます。

もっちりとした求肥の中からこしあんが押し出され、二度三度噛むうちに小豆の風味が口の中に広がりますよ。

うす種のパリッ、求肥のもちもち感、餡のなめらかさと3つの食感が続けて楽しめます。

こしあんは口の中に甘ったるさが残らないため、後味の良さに品がありますよ。

2口ほどで食べ切れるサイズでつい2個、3個と手がのびてしまいますね。

シンプルで素朴ながらも品のよい甘さで、目上の方への贈りものにもおすすめです。

カロリーと栄養成分表示について

一伯のカロリーと栄養成分表示を確認してみました。

一伯は1個あたり99.4kcalカロリーです。

餡が入っているお菓子にしてはあっさりとしていますが、食べ過ぎには気をつけたいですね。

松葉家 一伯の賞味期限は

松葉家 一伯の賞味期限は製造日から20日です。

日持ちは長くないため、お土産の場合は早めに渡すのがいいですね。

松葉家 一伯が買える場所

松葉家菓子舗の店舗で購入できます。

• 住所：大分県大分市大道町5-1-52
• 営業時間：9:30〜18:00
• 定休日：日曜、第2・第4木曜

大分駅銘品蔵や大分空港、トキハ各店、大分市のショッピングセンター明野アクロスなどでも販売しています。

通販でも購入できます

大分県公式の楽天市場でも購入できます。

また、大分市のふるさと納税返礼品として入手できますよ。

遠方の場合はぜひ利用してみてくださいね。