腰矢田楽が買える場所はどこか・食べてみた口コミ

腰矢田楽とは？

鹿児島県出水市にある、1924年創業の「ふく鶴むなかた」が手がける焼きクルミが入った餅菓子です。

商品の名前にもなっている「腰矢」とは、出水市に伝承されている弓術のこと。

実践的な射法として完成された日置流(へきりゅう)弓術をもとに、集団で矢を射る型「腰矢」が考案されました。奇数、偶数に分かれた武士団が交互に矢を放ちながら前進し、最後は全員が一斉に敵陣に突入するというものです。

腰矢田楽は、醤油を使ったお餅を串にさしたお菓子。お餅の中にはクルミ、そして表面には黒黄奈粉がまぶされています。

一本一本が個別に包装されているので、お土産にも配りやすいんですよ。一口で食べられるサイズなのも、職場へのお土産にピッタリ。

素朴な味わいの「腰矢田楽」をお土産にいかがですか？

腰矢田楽を食べた感想

茶色のお餅にはきな粉がまぶされていて、きな粉の良い香りが楽しめます。お餅の茶色は醤油の色なんです。

醤油の豊かな香りと砂糖の甘さが、とても素朴で懐かしい味。

お餅は想像していたより固めで、噛み応えのあるしっかりした食感です。このタイプのお餅はとても柔らかいものが多いので、この噛み応えのよさは意外でした。

そして、お餅の中に入っているクルミもカリッとした食感でとても香ばしくておいしいんですよ。
醤油とクルミはとても相性が良いですね。

田楽という名の通り、串に刺してあるので食べやすいのも嬉しいです。

そして、お餅のまわりにまぶしてあるきな粉は、しっかりとお餅にくっついているのでほとんどこぼれ落ちません。さりげないことですが、手やテーブルを汚さずに食べられるという点もポイントが高いです。

腰矢田楽が買える場所

腰矢田楽は、ふく鶴むなかたの店舗や鹿児島県の駅などで購入することができます。