こんぴら歌舞伎銘菓 釣女が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
釣女(つりおんな)とは
釣り糸と微笑む女のイラストが描かれている、その名も「釣女(つりおんな)」。
香川県金刀比羅宮のふもとで”こんぴら歌舞伎銘菓”として親しまれているおみやげです。
こんぴら歌舞伎は、天保6年(1835年)に建てられた、現存する日本最古の芝居小屋「旧金刀比羅大芝居」で演じられています。
そして、この舞台でかつて中村勘三郎が演じた「釣女」こそが、このお菓子の名前の由来なのです。
釣女のお話はこうです。
ある大名が夢のお告げによって釣り糸を垂れたところ美しい女が釣れたため、お供の者もこっそりと釣り糸を垂らします。
すると釣れたのはなんとも醜い女。彼は思わず逃げ出しますが、醜い女が追いかけてくる…というもの。
金刀比羅宮は海の神様ですが、同時に縁結びの神様としても知られ、全国からたくさんの人々が長い長い石段をのぼってお参りに来ます。皆が糸を垂らした先に、よいご縁があることを願うばかりです。
釣女(つりおんな)を食べてみて
外箱も、そしてまんじゅうもほんのり淡いピンク色。
手に持つとずっしりと重みがあります。
キメが粗めの生地は、山芋の独特の香りがします。
たっぷりとつまったこしあんの中心には、やわらかく甘い栗が入っていました。
米粉と山芋を使った蒸しまんじゅうなので、鹿児島県のかるかんに近い味わいですね。
栗とあんこの強い甘みが、お茶菓子にはぴったりだと思います。
釣女(つりおんな)の種類と値段
- 4個入り:540円
- 8個入り:1,080円
- 12個入り:1,285円
- 15個入り:1,880円
- 20個入り:2,262円
釣女(つりおんな)が買える場所
釣女(つりおんな)は、琴平駅近くにある菓子司まめや本店のほか、金比羅宮参道のこんぴらまめや内町店で購入可能です。その他、地元旅館や主要SAなど、各おみやげ品売り場でも買うことができますよ。