吉備太鼓が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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吉備太鼓とは?
安政3年(1856年)創業の廣榮堂が手がける、パイ生地で3種類の餡を包んで焼き上げたお菓子です。
餡は次の3種類。
- 小豆
- ポテト
- 栗
古くから吉備国(きびのくに)で行われている、五穀豊穣を祝い祭りをイメージして作られたお菓子なんですよ。
お菓子の名前にも使われている「太鼓」は、祭りには欠かせないものですよね。豊かな実りを想像しながら召し上がってみてください。
10個入りの内訳はこのようになっていました。
- 小豆:3個
- ポテト:4個
- 栗:3個
それぞれ1個から購入することができます。
吉備太鼓を食べた感想
吉備太鼓には3つの味があります。
「小豆」「ポテト」「栗」、それぞれを食べた感想をご紹介しますね。
小豆
餡を包んでいるパイからは濃厚なバター香り。バターの香りだけで食欲がそそられます。パイ自体には甘さはなく、逆にピリッとした塩味が効いているんです。
パイはしっとりとした食感。わたしはカリッとしたパイ生地が好きなので、しっとりした皮は少し残念。餡を包んであるので、このようなしっとりとしたパイになってしまうのは仕方ありませんね。
パイ生地の中に入っているのは「こし餡」。
こし餡はとても甘味が強くて、甘いものが苦手な人には少し厳しい甘さです。
おすすめの食べ方は軽く焼くこと。
オーブントースターで軽く焼くと、パイがカリッとした食感になるのでおいしくなるんですよ。
中のこし餡も熱々。できたてを食べてるような感じになって一段とおいしく感じます。
ポテト
「じゃがいも」を使った白餡が入った珍しいパイです。食べる前に香りをチェックしたのですが、お菓子とは思えないような香りでした。
じゃがいもの香りがするパイは、お菓子ではなく普通の食事として食べるパイをイメージしてしまいます。さらに衝撃だったのがポテト餡の甘さ。
想像を超える甘さでした。
これまで食べてきたものの経験から、じゃがいもは甘くないものという思い込みがありました。
自分の想定してる甘さと、実際に食べたポテト餡の甘さがあまりにもかけ離れていたので軽く衝撃を受けたのでしょう。
白餡の中からじゃがいもの独特の味がするという、少し不思議な味。これは好き嫌いが分かれそうですね。
小豆の時と同じように、軽く焼いてみました。
そうすると、じゃがいもの独特の香りが消えて食べやすい味に。独特のじゃがいも餡が苦手なら、少し焼いて食べるのがおすすめです。
栗
パイ生地は「小豆」「ポテト」と同じ。
バターのいい香りが食欲をそそります。
パイ生地の中には栗を使った白餡が入っているのですが、これがまた甘い!わたしは甘いものは大好きなのですが、ちょっと甘すぎる気がしますね。
そんな時には、オーブントースターで焼くのがおすすめ。焼くことによって、バターの香りがさらに引き立ち食感もアップ。そして甘さもそれほど気にならなくなります。
できたてのようなパリっとした食感のパイと、栗の風味豊かな餡を最大限に味わえる食べ方じゃないでしょうか。
吉備太鼓が買える場所
吉備太鼓は、廣榮堂の各店舗、廣榮堂 インターネットショップなどで購入することができます。