はしやぎが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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はしやぎ
はしやぎとは、京ことばの「はしゃぎ」を意味していますが、決して「燥ぐ」という意味ではありませんよ。
京ことばで「はしゃぎ」とは、「歯触りがよく軽やか」という意味合いを持つのです。
その意味合いの通り、とても軽やかでサクサクとした生地に、こだわりが詰まった北海道産の小豆の餡を挟み込んで食べる最中。
販売している「京阿月」という店名の中に「あずき」という言葉が含まれているのには、良い小豆を自信をもって甘味にするという思いが込められています。
素材を活かして甘味に変え、素朴ながらも洗練された味が「京都らしさ」を感じさせてくれますね。
食べた感想やお土産としてのポイント
作り立ての美味しさを味わってもらうべく、包装は「麩焼きの皮」と「餡」に分かれています。
それを食べる直前に一つにまとめて食べる方法になっているのですが、このおかげで皮がとてもサクサクしていますよ。
餡も北海大納言の風味豊かな餡を「こしあん」「つぶあん」と選ぶことができ、それぞれ歯ざわりがよく滑らか。
密閉された包装をされているので、香りの劣化が無く、開けたときに今まで煮込まれていたかのようないい香りが漂い、食欲をそそるんです。
味もとてもシンプルで、じんわりと甘味がやってくる程度の優しい味付け。
サクサクの皮が口に飛び込み、噛み進めると小豆の甘みがゆっくりと皮と混ざり合いながら感じることが出来、とても品がいい味という印象。
お茶菓子としてとてもぴったりですし、素材もシンプルで甘みも控えめなので、お子さんや甘いものが苦手な方にもおすすめです。
賞味期限が長いので、ご先祖様にお供えをしてから食べるなんて方にも喜ばれると思いますよ。