浜だんな製菓 浜だんなが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
[もくじ]タップですぐ見れます
浜だんなについて
浜だんなは、広島県最東部に位置する福山市にある浜だんな製菓が製造・販売しています。
浜だんな製菓のある福山市瀬戸町山北(さぼく)周辺は、かつて沼隈郡(ぬまくまぐん)と呼ばれていました。
沼隈郡の西部にあたり、現在の瀬戸町山北の西方にある福山市松永地区は、江戸時代に入江を干拓した土地で、塩田による製塩が盛んに行われた地。
「浜だんな」とはかつて塩田での製塩業を営む人の事を指した言葉で、浜だんな製菓および代表菓子の浜だんなは、これに因んで名付けられました。
浜だんなは、鞆地区の天然海塩を使った「しお味」の饅頭です。
鞆地区は瀬戸町山北と同じ旧沼隈郡で、一山越えた南側にあり、福山を代表する景勝地「鞆の浦」で知られます。
浜だんなは、かつて地域の経済を支えた産業を今に伝える銘菓なのです。
浜だんなはしお味以外に「ゆず味」もあります。
ゆず味の方は、海塩は使われておらず、代わりに高知・愛媛県産の柚子を使用。
原材料も異なるものが多く、見た目も色や焼き印などが異なり、同じ名前でもちがう商品のような感じがします。
なお、浜だんなには「福山版」と「尾道版」が存在します。
本家である福山版は「浜だんな」として販売されている一方、尾道版は「おのみち浜だんなまんじゅう」という少し異なる商品名で販売。
福山版は法事や挨拶などの贈答品としての購入を想定されているのに対し、尾道版は観光の土産としての購入を想定。
そのため福山版の包装はシンプルでシックかつ高級感を感じるものです。
一方、尾道版は尾道の海をイメージしたポップなもの。
また尾道版は土産物を想定しているので、真空パックされており賞味期限が長くなっています。
しかし福山版は真空パックされずに箱にそのまま詰められており、賞味期限は尾道版より短いです。
入数も福山版と尾道版で異なります。
ちなみに、福山版・尾道版とも中の商品自体はまったく同じで、尾道版にもしお・ゆず味があります。
(※ 尾道版「おのみち浜だんなまんじゅう(しお味)」の詳細についてはコチラを参照)
浜だんなを食べた感想
今回は、しお味とゆず味がセットになったものを購入しました。
しお味とゆず味のどちらも丸い饅頭ですが、両者に違いもあります。
まず大きさですが、ゆず味の方がやや小ぶり。
また表面の色はしお味は薄茶色、ゆず味はやや黒っぽい茶色です。
また上部には、しお味は×型の模様、ゆず味は渦のような模様があります。
しお味
しお味は、ホロッとしていて口の中にやさしい甘さが広がり、ほどよいしっとり感があります。
塩の風味はあまり感じず、よい引き立て役となっているようです。
食べた後の余韻に少し塩味を感じます。
しお味の詳細については、「おのみち浜だんなまんじゅう(しお味)」をご参照ください。
ゆず味
ゆず味は、皮が破れた直後からゆずのさわやかな風味が口内に広がります。
白あんはしお味よりややしっかりとした食感で、しっとり感もしお味より強め。
白あんの中に刻んだゆずがちりばめられており、皮を噛むと、ゆずの香りと食感がダイレクトに伝わります。
食べた後もゆずのさわやかな余韻を楽しめますよ。
しお味に入っているバターや食用加工油脂、蜂蜜、寒天加工品といった原材料がゆず味には入っていませんが、かわりに柚子シロップ漬や柚子皮ペーストが入っており、これが両者の味や食感のちがいになっています。
浜だんなが買える場所
浜だんなは、福山・尾道市内にある浜だんな製菓の直営店で購入できるほか、公式サイトで通信販売もされています。
しお味とゆず味、それぞれ単品・6個入り・10個入りで販売。
しお味とゆず味のセットもあり、6個入り・10個入りでそれぞれ半分ずつ入っています。
単品(しお・ゆず) | 98円(税込) |
6個入(しお・ゆず) | 588円(税込) |
10個入(しお・ゆず) | 1,088円(税込) |
6個入(しお3個+ゆず3個セット) | 588円(税込) |
10個入(しお5個+ゆず5個セット) | 1.088円(税込) |