ふく鶴むなかた かるかん饅頭が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
ふく鶴むなかた かるかん饅頭とは?
1924年創業の「ふく鶴むなかた」が手がける、鹿児島名物「かるかん饅頭」です。
ふく鶴むなかたは、創業から地元産の食材を使った郷土菓子などを製造するお菓子屋さん。
この「かるかん饅頭」も鹿児島産の自然薯と米粉を使って作られています。
かるかん饅頭は、かるかんで餡を包んだお饅頭のこと。かるかんというのは、主に砂糖、米、山芋を使って作られたお菓子で、「軽羹」と書きます。
漢字を見ると想像できるかも知れませんが、「軽い羹」というのが名前の由来という説があります。
とても古い歴史があり、1716年からあったといわれているんですよ。
山芋が使われているのも、鹿児島という場所が大きく関係しています。
鹿児島には古代から山芋が自生していたんです。
このように人々の生活に深く関わっていた山芋から軽羹が生まれたんですね。
かるかん饅頭は、出水市(ふく鶴むなかたのある市)の象徴とも言える鶴の絵が描かれた箱に入っています。
高級感のあるパッケージは、大切な方へのお土産にもピッタリですね。
5個入りから20個入りまで6種類のラインナップがあります。
ふく鶴むなかた かるかん饅頭を食べた感想
かるかん饅頭は一つ一つ上品に包装されていました。中が見えない和紙のような包装は、手にするだけで期待感でいっぱいに。
かるかん饅頭は真っ白。手に取るとしっとりとした触感です。
この手触りからは中がしっかり詰まったお饅頭をイメージしたのですが、実際に食べてみると違ったんです。
生地にはしっかりと空気が含まれていて、ふわっとした軽い食感。外はしっとり、中はふっくらしたお饅頭です。
生地は口の中でねっとりとした食感も生み出します。かるかん饅頭といえば山芋。この山芋の粘りがお饅頭の生地にも現れているんですね。
そして、お饅頭の中入っているのはこし餡。
餡の量はお饅頭の大きさに比べると控えめです。
上品な餡の甘さがおいしいですね。
ふく鶴むなかた かるかん饅頭が買える場所
ふく鶴むなかた かるかん饅頭は、ふく鶴むなかたの店舗や鹿児島県の駅などで購入することができます。