大師屋製菓 むらすずめが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
むらすずめについて
むらすずめは、岡山県総社市の東部、服部地区の南溝手にある大師屋製菓(だいしや せいか)が製造しています。
大師屋製菓は昭和40年代に現在の総社市で創業しました。
柏餅や小餅(丸餅)、調布などをはじめ、さまざまな菓子を製造。
総社は真言宗の寺院が多い地域のため、社名は弘法大師に因んでいると推測されます。
むらすずめは、倉敷の伝統銘菓として有名です。
明治時代初期に、調布と同じく間野与平(まの よへい)という現在の倉敷市生坂出身の人物が考案したとされます。
形状は、小麦粉・卵・砂糖を混ぜ合わせ、薄く焼き上げて生地をつくり、その上に粒あんを乗せ、半分に折って粒あんをくるんだものです。
大師屋製菓のむらすずめも、それと同じようなものですよ。
大きさは横が約10cm、縦が約3cm、高さ約4cm。皮の生地は薄い黄色で、裏は茶色い焦げ目があります。
生地には焼いたときの気泡により、無数の小さな穴があり、中には粒あんが詰まっています。
むらすずめを食べた感想
食べると生地はフワッとしていて、ほのかに薄い甘さを感じ、ドライな印象を受ける生地でした。
中の粒あんは量が多めで、たっぷりと詰まっていますよ。舌触りはなめらかで、しっとり感があります。
小豆の粒の食感がしっかりとしており、シャキシャキとした食感がアクセントに。
他社のむらすずめに比べて甘さが控えめで、さっぱりとした後口でした。
むらすずめの購入について
大師屋製菓のむらすずめは、岡山駅構内のユアーズ岡山駅店で購入できるほか、天満屋ストアやマツサカ、マルナカなどの岡山県南部の一部の主要スーパーマーケットでも販売されています。
5個入りで1パック309円(税込)です。