三宅製菓 備中神楽面最中が買える場所はどこか・食べてみた口コミ

おみやの写真について

三宅製菓 備中神楽面最中のデータ

商品名三宅製菓 備中神楽面最中
内容量10個入り15個入り
製造者三宅製菓
製造者住所岡山県高梁市成羽町下原577番地
賞味期限1週間
保存方法直射日光、高温多湿を避けて早めに賞味のこと
箱の大きさ横 17cm × 奥行き 27.5cm × 高さ 6.7cm
名産地岡山県高梁
販売場所岡山空港岡山タカシマヤ天満屋倉敷店天満屋岡山店
※ 販売場所は公式サイト・現地で直接確認していますが、販売終了している場合もあります。
おみやげの種類最中和菓子
価格帯2,000円以内3,000円以内

備中神楽面最中について

備中神楽面最中(びっちゅうかぐらめん もなか)は、岡山県中西部、高梁市の旧 成羽町(なりわちょう)にある和菓子店・三宅製菓(みやけ せいか)が製造・販売しています。

成羽町は、2004年(平成16年)に現在の高梁市となった町で、同市の西部にあたります。

三宅製菓は成羽町の中心部にあり、明治時代に創業しました。

その三宅製菓の看板商品で、長年のロングセラーが「備中神楽面最中」。

岡山県西部の備中地方に古くから伝わる風習で、伝統芸能の備中神楽をモチーフとした最中です。

全国菓子大博覧会で、名誉金賞を受賞するなど高い評価を得ています。

 

備中神楽は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

備中地方の神社では、春祭りや夏祭りのときに盛んに行われているんですよ。

三宅製菓のある成羽町の中心部は、江戸時代に成羽藩の陣屋町として繁栄した場所です。

そして、江戸時代にこの成羽の町で備中神楽が誕生しました。

つまり、成羽は備中神楽発祥の地なんですよ。

成羽町や高梁市内には、複数の備中神楽の団体が活動しています。

備中神楽の発祥地、また盛んな地域で三宅製菓は創業したので、備中神楽をモチーフとした菓子が生まれたのです。

備中神楽面最中は、その名の通り最中種が備中神楽で使われる面をかたどっています。

最中は、備中神楽に登場する素戔嗚尊(すさのおのみおと)、奇稲田姫(くしなだひめ)、大国主命(おおくにぬしのみこと)の主要な三柱の神様にくわえ、八岐大蛇(やまたのおろち)の合計4種類です。

大きさは、横が約7.5cm、縦約9cm、厚さは約2.5cmで、小判型をしています。

最中としてはやや大ぶりですね。

最中種は薄ベージュ色で、中には粒あんがたっぷりと詰まっています。

粒あんに使っているのは、北海道産の大納言小豆と最高級品とされる白双糖だそうですよ。

なお、4種とも中身の粒あんは同じものです。

ちなみに、三宅製菓はほかにも「神楽最中」という備中神楽をモチーフとした菓子も製造しています。

また、創業者の名前を商品名にした「金平饅頭」も創業時からの人気商品ですよ。

備中神楽面最中を食べた感想

まず驚くのは、その最中種です。

先述の通り、備中神楽の面を模しているのですが、そのディティールがとてもきれいなんですよ。

いままでいろんな形をした最中種を見てきましたが、その作り込みの美しさは、この商品がトップクラスだと思いました。

食べてみると、最中種はパリッとした食感です。

中にはかなりの量の粒あんが詰まっていて、ボリュームがあります。

粒あんはねっとりとした舌触りです。

小豆の粒は大きめで、粒の食感がしっかりとしており、良いアクセントになっています。

粒の身はホクホクとした舌触りで、粒の皮はシャキシャキ。

粒あんの味は小豆の風味が感じられるハッキリとした甘さです。

お茶などの飲み物と一緒に召し上がると食べやすいですよ。

最中にしては、かなり大きいので食べ応えは十分でした。

地元の風習を反映したお菓子なので、お土産に最適だと思います。

備中神楽面最中の購入について

備中神楽面最中は、高梁市成羽地区内に2店ある三宅製菓の店舗で購入可能です。

また、以下の場所でも販売されています。

  • 岡山県の主要百貨店
  • 岡山空港の土産物売場
  • スーパーマーケット天満屋ストア(ハピータウン高梁店・ハピータウンリブ総社店・ハピーズ倉敷中島店)
  • アリオ倉敷内の天満屋ふるさと館(JR倉敷駅北口)

なお、三宅製菓のオンラインショップで取り寄せることもできますよ。

入数や価格は以下の通りです。

10個入 1,825円 (税込)
15個入 2,715円 (税込)

備中神楽面最中と金平饅頭の詰め合わせもあります。