備前古式羊羹「備中白小豆羊羹」が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
備前古式羊羹 「備中白小豆羊羹」とは?
安政3年(1856年)創業、廣榮堂が手がける備中白小豆を使用した羊羹です。職人の手によって昔ながらの手作り製法で、一本一本手間を惜しまずに作られています。
使用されている備中白小豆とは、岡山県の備中地方(岡山県南西部から西部)でとれる白小豆のことです。特に備中は白小豆の発症の地とも言われています。
よく見かける小豆といえば赤い皮ですが、白小豆はその名前の通り白〜黄白色の皮をもった小豆なんですよ。
赤の小豆と比べて栽培が難しいことや、機械化がまだまだ進んでいないため、生産量は少なく貴重な小豆。白餡として和菓子などに使われています。
白小豆は備中の他にも丹波や北海道でも生産されていますが、備中白小豆は特に品質が良いということで最高級品として高く評価されているんです。
備中白小豆羊羹はこの貴重な備中白小豆の他、最高品種の砂糖として知られる和三盆糖も使っています。ほっくりとしたまろやかな甘さとあっさりとした後味が特徴です。
貴重な素材を使って手作りで作られた羊羹。高級感たっぷりの箱に収められているので、大切な方への贈り物にもピッタリですね。
備前古式羊羹 「備中白小豆羊羹」を食べた感想
備中白小豆羊羹を食べる前からわくわく感でいっぱい。わくわく感の理由は、羊羹が高級感溢れる箱の中に幾重にも包まれて入っているからなんです。
その包装を解いていく。わくわくせずにはいられません!
一番外側にある和紙の包装を解くと、中からうっすらと黄みがかった高級感いっぱいの質感のいい箱が入っています。
しっかりと重厚感のある箱のフタを開けるとさらに薄い和紙が。薄い和紙からは中に入っている羊羹が透けて見えます。
薄い和紙を開けると、中には少し赤身を帯びた小豆のような色をした紙が目に飛び込んできました。そこには、
備前古式羊羹 備中白
という達筆な文字が書かれています。
羊羹はさらに笹の葉で包まれていて、早く食べたいのになかなか姿を現してくれません。じらされるような感じなのですが、上品な包装を一つ一つ解いていくのが楽しいんです。
笹の葉の包みを解くと、最後には密封された羊羹やっと姿を現しました。
備中白小豆羊羹はずっしりと重量感のある羊羹。
飴色の羊羹は表面がつやっとしていて、とてもおいしそうです。表面からはほんのりと甘い香りが漂います。
羊羹の中には、飴色をした白小豆。つやつやの白小豆は光を反射してとても美しいです。しわ一つないつるんとした白小豆なんですよ。
羊羹は思ったより甘さは控えめ。後味はすっきりとしていてとても食べやすいです。
上品な羊羹なので、いつもよりちょっといいお茶と一緒にいただきたいですね。
備前古式羊羹 「備中白小豆羊羹」が買える場所
備前古式羊羹 「備中白小豆羊羹」は廣榮堂の各店舗、インターネットショップで購入することができます。