青花摘みが買える場所はどこか・食べてみた口コミ




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青花摘みとは?
滋賀県・草津市の市花「あおばな」を使ったお饅頭です。
あおばなとは、6月下旬から8月下旬にかけてコバルトブルーの花を咲かせる植物。
青い花が特徴のツユクサ。
梅雨の時期に咲く青い花を見たことがあるのではないでしょうか。
あのツユクサの変種が「あおばな」なんです。
草津では古く江戸時代から栽培されていて、花の絞り汁を100回ほど美濃和紙に塗って乾かした「青花紙」が、草津の特産品として京や大阪に運ばれていました。
今でも高級な友禅染めの下絵に使われているんですよ。
また薬として使われた歴史があり、風邪の予防、神経痛やリュウマチなどにも用いられたんだそう。
さらに最近の研究では、あおばなに含まれる様々な成分が健康維持に役立つことが分かってきました。
(※大阪薬科大学 薬学部の研究グループによる。2016年4月「Journal of FunctionaI Foods」に掲載)
このようなことから、草津ではあおばなを使った様々な商品が開発されています。
「青花摘み」もそうした商品の一つなんです。
青花の粉末をミルク餡に加えて中に詰めたお饅頭です。
バターと青花の独特の風味が新鮮な、草津ならではのお菓子といえますね。
商品ラインナップは以下の通りです。
- 1個入り:120円
- 5個入り:650円
- 12個入り:1,540円
- 18個入り:2,335円
青花摘みを食べた感想
青花が入ったお菓子とはどんな味がするのだろう?
店頭で「青花摘み」を見つけた時、真っ先に思い浮かんだことです。
青は食欲を減退させる色としてよく知られていますよね。
その青い色をした花を使ったお饅頭と聞けば、ちょっと不安になってしまうのも無理はありません。
青い花が描かれた個包装を開けると、中には香ばしい色をした丸いお饅頭が出てきました。青いお饅頭が出てくるかと思ったので、少し安心です。
お饅頭を割って中を見ると、なんとも不思議な色の餡が現れました。
抹茶のような深い緑をしたこし餡。
きっとこれが青花の色なのでしょう。
お饅頭からはバターのほのかな香りが漂います。甘い香りはとてもおいしそう。
青花の餡はこれまでに食べたことのない味。
甘さの中に、独特の風味が感じられます。
ちょっぴり青くさい野性的な味わいです。
一口目には少し違和感を感じましたが、二口目からはとてもおいしく食べられます。
一般的なミルク餡とは違う、独特の餡が新鮮でおいしいです。
食べ終えた後に残る、ほのかな草のような風味もクセになりそう。
青花摘みが買える場所
青花摘みは、うばがもちやの各店舗で購入できます。