謝罪するときの手土産をどうする?選ぶときのポイントやおすすめの手土産まとめ

ビジネス上のトラブルで取引先へ謝罪することもあるでしょう。

謝罪するタイミングや謝罪の言葉など、相手に失礼がないようにと色々思い悩むのではないでしょうか。

さらに気になることの1つが手土産。

そもそも謝罪に手土産は必要なのでしょうか?
持参するのであれば、どんな手土産がよいのでしょうか?

こういった疑問に答えるべく、主に仕事上における謝罪の手土産マナーを紹介していきます。

謝罪で気をつけたいこと

手土産は必要?

もちろん「謝罪には必ず手土産が必要!」という規則はありません。

比較的親しい間柄や同僚へのお詫びであれば、手土産を渡さないこともあるでしょう。

しかしながら、取引先や大切な顧客への謝罪のさいは、手土産を持参するのがいいですよ。

「手ぶらで謝罪するのは失礼」という認識はまだ根強く残っています。

形式的な部分があるとはいえ、謝罪の気持ちに合った手土産を持参するのが一般的といえますね。

目的は謝罪

手土産が持参するといっても、目的はあくまでも謝罪です。このことを忘れないようにしましょう。

誠実な謝罪の言葉や関係修復をはかりたいという願い、その気持ちに添えて渡すのが手土産なのです。

くれぐれも「手土産を渡せば丸くおさまる」と考えないように注意しましょう。

謝罪の気持ちにふさわしい手土産を持参

菓子折りであればなんでもいいというわけではありません。

やはり謝罪の気持ちにふさわしいものが必要です。

なので、手土産は時間をかけてきちんと選ぶようにしましょう。

手土産の選び方については、後述しますので参考にしてください。

謝罪時の手土産マナー

相場

決まりはありませんが、目安は3,000円~5,000円。

数万円もする高価なものは、かえって逆効果。

安すぎず高すぎないもの、相手に快く受け取っていただける範囲内のものにします。

選び方のポイント

「謝罪の気持ちがあらわれる重みのあるもの、また真面目さが伝わるもの」、これを基準に選びましょう。

「重みがあって真面目さが伝わるお菓子をどうやって選べばよいのだろう」と思うかもしれませんね。

そういう場合におすすめなのが、地域の老舗のお菓子屋さんで選ぶ方法です。

和菓子屋さんであれば、羊羹やまんじゅうなど、素朴さや控えめな印象がありながらも、重厚感のあるお菓子がありますよ。

しっかりした贈答用の化粧箱にも入っており、手土産に適しています。

その中から、相場や相手の好みにあわせて(事前にわかる場合)購入するとよいですね。

逆に渡すべきではない手土産が何かあるのでしょうか?

謝罪の場にそぐわないユニークなもの、キャラクター菓子、ご当地土産などは避けましょう。

また極端に容量が軽すぎるものも、謝罪の気持ちと相反するものとなりますので注意してくださいね。

渡すタイミング

「これでお許しください・・・」と、会ってすぐに渡さないようにしましょう。

手土産でうまくおさめようとしている印象を与えかねませんよ。

謝罪の言葉を述べ、誠実な態度と気持ちを伝えてから、帰り際に渡すのがマナーです。

おすすめの手土産

ここからは謝罪のさいに利用できるおすすめの手土産を見ていきましょう。

謝罪に添えるのにふさわしい、重みがあり相手に安心感を与えるお菓子を選んでみました!

見た目にも重みがある とらやの羊羹

おもかげ 開封写真

おもかげ 中身写真

謝罪の手土産として、なによりもまずおすすめしたいのが老舗・とらやの羊羹です。

室町時代後期に京都で創業し、いまでは東京港区赤坂に本店をかまえるとらや。

創業から500年という長い歴史をもち、知名度が高く信頼されている老舗です。

そんなとらやの羊羹は重厚感があり、謝罪の場にふさわしい手土産といえます。

小豆・寒天・和三盆糖など原材料もよく吟味されており、味も申し分ないですよ。

とらや羊羹の種類とサイズ

とらやの羊羹の種類とサイズは以下のとおりです。

  • 大形羊羹~横7.2×縦24.5×高さ6.2
  • 竹皮包羊羹~横6.0×縦24.5×高さ4.0
  • 中形羊羹~横6.3×縦12.7×高さ4.1
  • 小形羊羹~横2.8×縦7.9×高さ2.0(1本のサイズ)

サイズ違いの羊羹詰合せや羊羹ともなかの組み合わせなど、セット品にするとより重みと高級感が増し、手土産によいと思います。

▼とらやの定番の羊羹
参考:夜の梅の記事はこちら
参考:おもかげの記事はこちら
参考:阿波の風の記事はこちら

小形羊羹もおすすめ

小形羊羹 白味噌 中身写真

ひと口サイズで食べやすい、小形羊羹の詰合せもおすすめです。

限定品を除くと、全店舗で通年販売されているのは5種類。

箱入りは5本入りから96本入りまでと入り数のバリエーションも豊富ですので、利用しやすいです。

直接謝罪することになる相手が一人であったとしても、多くの人に迷惑をかけていることもありますよね。

そんな謝罪の場には、入り数の多いものを持参して、職場の方にも召し上がっていただくとよいでしょう。

▼こちらは京都限定の小形羊羹
参考:小形羊羹 白味噌の記事はこちら
参考:小形羊羹 黒豆黄粉の記事はこちら

とらやには焼菓子もあります

残月 開封写真

残月 中身写真

とらやといえば羊羹というイメージが強いですが、焼菓子もありますよ。

写真は生姜風味とあんがおいしい「残月」です。

手に持った感触もしっかりと重みがありますので、手土産として持参してもはずかしくないです。

入り数は5個入、10個入、15個入、18個入。

参考:残月の記事はこちら

あらゆるシーンで利用されているとらやの和菓子が特におすすめです。

季節によっては、水羊羹や季節の菓子を選ぶのもよいと思います。

ここぞという謝罪の場には、とらやのお菓子から選んではいかがでしょうか。

とらやのお菓子のラインナップをこちらから見れますよ。

あんこの苦手な方には洋菓子を 資生堂パーラー ビスキュイ

資生堂パーラー ビスキュイ開封した写真

謝罪の手土産に老舗・和菓子屋さんがおすすめとはいえ、なかにはあんこが苦手な方もいるでしょう。

事前にわかっているのであれば、老舗・洋菓子屋さんから選んでみてはいかがでしょうか。

写真は東京・銀座発祥の資生堂パーラーのお菓子。

創業明治35年(1902)年、100年以上の歴史を持つ老舗として知名度も高く、幅広い世代に人気があります。

アソートタイプのお菓子も豊富ですので、謝罪の手土産として利用するにも十分です。

参考:資生堂パーラー ビスキュイの記事はこちら

黄金色の品格ある 福砂屋のカステラ

福砂屋のカステラ外装

福砂屋のカステラ中身拡大

謝罪の菓子折りとしてカステラを選ぶなら、やはり名の通った老舗がおすすめです。

創業1624年のカステラ本家・福砂屋から選んでみてはいかがでしょうか。

黄金色に輝くパッケージとカステラ生地からは、品格が感じられます。

参考:福砂屋のカステラの記事はこちら

シンプルさが好印象を与える  ヨックモックのシガール

ヨックモック シガール開封写真

謝罪がメインですから、あまりにも派手で軽い印象となる手土産は禁物。

その点、ヨックモックのシガールはシンプルかつおいしく、好印象を与えるお菓子といえます。

シックな缶に入っており、謝罪の場に持参しても目立たずその場に適した手土産となるでしょう。

参考:シガールの記事はこちら

素朴で控えめな手土産としてぴったりの 名物みむろ

名物みむろ開封した写真

名物みむろ中身の写真

先に謝罪の手土産選びのポイントとして「真面目さが伝わるもの」と書きました。

それを満たしているのが、こちら白玉屋榮壽(しらたまやえいじゅ)の名物みむろです。

もなかもパッケージも落ちついた雰囲気がありますよね。

素朴で控えめな印象を与えるもなかは、手土産としておすすめできます。

参考:名物みむろの記事はこちら

職場の方々へのお詫びをこめて ロイスダールエクセレントギフト

ロイスダール エクセレントギフト開封後

ロイスダール エクセレントギフト中身

「品があって入り数も多くて、味もそこそこ美味しい」そんな手土産を探してますか?

こちらはロイスダール エクセレントギフトです。

焼菓子が6~10種類、ゼリーが4種類入っているセット品は、大人数向けの手土産に適しています。

シック&エレガンスをコンセプトにしているというだけのことはあり、品のよいオシャレなお菓子。

過度に流行を追っているという印象も受けませんので、謝罪の場にもふさわしいといえるでしょう。

ご迷惑をおかけした先方の職場の方々へ、お詫びの気持ちを込めておくってはいかがでしょうか。

参考:ロイスダール エクセレントギフトの記事はこちら

さいごに

謝罪に持参する手土産は、「謝罪の気持ちがあらわれる重みのあるもの、また真面目さが伝わるもの」を選びましょう。

相場は安すぎず高すぎない、相手が受け取りやすい範囲。

渡すタイミングは、謝罪を述べてすべてが終わった後にするのがマナーです。

あくまでも謝罪がメインであり、手土産はそれに添えるものであることを忘れないようにしてくださいね。

お店一覧

今回紹介したお店の一覧です。