長崎のお土産21種類と人気ランキングTOP10!長崎県民が厳選!

長崎県のお土産ランキングTOP10

まずは、おみや内での長崎県お土産ランキングを紹介しますね。
そのあとに、個人的なおすすめお土産を紹介します。

ランキング以外にも長崎県で売っているお土産を知りたい場合は、以下のページも参考にどうぞ。
参考:長崎県のお土産一覧はこちら

4位〜10位 長崎県のおみやげランキング

長崎のお土産について

異国情緒を感じる街・長崎。かつてポルトガルから砂糖や南蛮菓子が入ったこともあり、お土産も長崎独特のものがあります。

カステラをはじめとした南蛮菓子の流れを受け継ぐ菓子を楽しめるのが長崎土産の特徴。

もちろん、それ以外でもバラエティに富む美味しいお土産がたくさんありますよ。

長崎出身のおみやライターが、長崎県内のお土産や食べてみてのおすすめ土産を紹介していきますね。

また、動画でも長崎お土産を紹介していますよ。

長崎のおすすめ定番土産といえばカステラ

長崎の定番土産といえば、なんといってもカステラ。

県内ではいくつものメーカーが製造しており、どこのカステラを買うか迷うほどたくさんあります。

せっかく長崎に行くのであれば、ぜひ一つはカステラをおさえておきましょう!

おみやで紹介している長崎カステラを一覧にしてみましたので、カステラ選びの参考にしてみてください。

福砂屋のカステラ

福砂屋のカステラ外装

こちらは創業1624年、カステラ本家福砂屋のカステラ。
わたしは何度か本店を訪れたことがありますが、いつ行っても旅行客で賑わっていました。

黄色いパッケージと紙袋が特徴で、遠くから見ても「あ、福砂屋のカステラだ」とわかるほどのインパクト。

カステラは、生地底部のザラメ糖が溶けずにしっかり残っているのが特徴。
このザラメが好きで福砂屋のカステラを選ぶ人もいるぐらいです。

福砂屋は百貨店でお店が入っているところもいくつかありますね。

参考:福砂屋のカステラの記事はこちら

文明堂総本店のカステラ

文明堂総本店のカステラ中身写真

文明堂総本店の創業は1900年。
いまや全国にある文明堂ですが、その始まりといえる総本店が長崎にあります。

ふわっとした生地とサクサクとしたザラメが美味しいカステラです。

参考:文明堂総本店カステラの記事はこちら

松翁軒のカステラ

松翁軒(しょうおうけん) カステラ 外装

創業1681年・松翁軒(しょうおうけん)のカステラです。
ふわふわ感があり、しっとりした生地が絶品!

先の2つのカステラのように全国に広く店舗展開をしていませんので、以外に長崎県外の人に知られていないというのが私の印象です。

ネット通販を除いて、九州外で購入できませんので、長崎土産としてオススメできるカステラですよ。

参考:松翁軒カステラの記事はこちら

和泉屋のカステラ

金箔カステラ 外装
金箔カステラ 中身

こちらは和泉屋の金箔五三焼カステラ。

長崎県内では五三焼カステラを製造するメーカーがいくつかあります。

その名の由来は、カステラで使用する卵黄と卵白の割合が五対三であることからきているんだとか。(これ以外にも諸説あります)

和泉屋の金箔五三焼カステラは「贅沢に、華やかに」というコンセプトのもとにつくられていますよ。

豪華なカステラを楽しみたいときは、こちらがおすすめです。

参考:和泉屋 金箔五三焼カステラの記事はこちら

長崎本舗のカステラ

長崎カステラ糖庵 美味呈上(抹茶)外装

糖庵(とうあん)は手焼きカステラの専門店・長崎本舗が出しているブランドです。

カステラ専用の卵として「太陽卵」を使用して、手づくりで一つひとつ焼き上げています。

写真は、糖庵の美味呈上シリーズで抹茶味。

カット済みのカステラが5つ入っており、お土産に渡しやすいですよ。

参考:長崎カステラ糖庵 美味呈上の記事はこちら

菓秀苑森長のカステラ

カステラざんまい(参枚) 外装
カステラざんまい(参枚) 中身写真

長崎県諫早市の菓秀苑森長が手がけるカステラです。

パッケージがとてもユニークで、カステラのデザイン!

なんと現物のカステラをそのままスキャンしてつくられてるんですよ。

小箱のなかにはカット済みのカステラが3つ入っていて、お土産で渡しやすいサイズだと思います。

箱のインパクトが大きいので、話のネタにもなるお土産ですよ!

参考:菓秀苑森長 カステラざんまいの記事はこちら

代表的なカステラを紹介しましたが、これ以外にもまだまだたくさんのカステラがあります。

ほかにもこんなカステラが!

まだおみやで紹介していないカステラをあわせるとすごい数になりそう!

お土産屋さんでいろいろなカステラをさがしてみてくださいね。

長崎県内の地域別おすすめお土産

観光スポットにくわえて、長崎県内あちこちへ行くこともあると思います。

長崎県内にも、昔から食べ継がれてきたお菓子やその地域ならではのお土産がありますよ。

ということで、長崎県のお土産を地域別に分けてみました。

昔からの伝統を受け継ぐ菓子が残っており大変貴重です。

長崎旅行や出張で各地域を回るときの参考にどうぞ!

長崎県平戸市

カスドース

平戸市は長崎県北西部に位置する、人口約3万人の町。長崎市内から車で約2時間~2時間半です。

かつて南蛮貿易の拠点として栄えた町として知られています。

そんな平戸市に伝来したのが、カスドース。創業1502年の蔦屋が手がけています。

カスドースは、卵黄をからめたカステラを糖蜜で揚げ、仕上げにグラニュー糖をまぶしたものです。
とってもあま~い、食べる人を笑顔にするお菓子。

お菓子の歴史から考えると、カステラと同じくらいの長崎名物と言ってもいいぐらいです。

長崎土産でいつもカステラを買っているのであれば、一度カスドースをお土産にしてみてはいかがでしょうか。

参考:蔦屋カスドースの記事はこちら

長崎県諫早市

諫早おこし

つかさ本舗 諫早おこし開封後

長崎県中央部に位置する諫早市の名物「諫早おこし」。
炒った米を飴で固めた干菓子です。

むかしから諫早の地は田畑に恵まれ米づくりが盛んでした。
採れた米を利用して菓子づくりを行い始めたのが1793年といわれており、それが後の諫早おこしにつながったとのこと。

昔ながらの形と味が残る、諫早市の名物。ザクザクとした食感とたっぷりの黒糖風味を一度味わってみてはいかがでしょうか。

参考:つかさ本舗 諫早おこし

長崎県島原市

かんざらし

島原かんざらし中身(拡大)

長崎県南東部に位置する島原地域の郷土スイーツ。

「きざら(中双糖)」と「はちみつ」を混ぜたシロップに、白玉だんごが入ったものです。

島原市内の飲食店で食べられますし、写真のかんざらしのように、お土産として持ち帰ることのできるものもありますよ。

参考:玉乃舎 島原かんざらしの記事はこちら

ラッキーチェリー豆

ラッキーチェリー豆の開封写真

かんざらしのほかに島原のお土産として有名なのが「ラッキーチェリー豆」。

そら豆を油で揚げ、砂糖・ショウガ・水あめを煮たものでコーティングした豆菓子です。

ボリボリと音のする食感が美味しく、一度食べたらとまりませんよ。

豆好き・生姜好きの人へのお土産としてはいかがでしょうか。

参考:ラッキーチェリー豆の記事はこちら

五島列島

かんころ餅

国見屋 かんころ餅外装

五島地方の郷土菓子といえる「かんころ餅」です。
かんころとはサツマイモをゆでて干した状態のもの。

このかんころにもち米を混ぜてつくられたのが、かんころ餅なんですよ。

ねっとり・もっちりしたサツマイモという感じがする味わいで、ほかでは食べられない独特な餅菓子です。

知る人ぞ知る長崎土産、これは一度食べてみるのをおすすめします!

参考:国見屋 かんころ餅の記事はこちら

これは美味しかった~!長崎県民が好きなお土産6選

ここからは、長崎県出身のおみやライターが、実際に食べたなかからおすすめをいくつか紹介します。

角煮まんじゅう

長崎角煮まんじゅう

ふかふかの生地に豚バラ肉がど~んと入ったこちらのまんじゅう。
いまや長崎の名物ともいえる存在になっている「長崎角煮まんじゅう」です。

甘辛く煮てある豚の角煮がなんともいえないおいしさ!!
長崎空港に販売元の岩崎本舗が入店していますので、旅行の最後に購入するのもいいですね。

参考:岩崎本舗 長崎角煮まんじゅうの記事はこちら

長崎物語

長崎物語中身写真

ミニバウムクーヘンのお菓子「長崎物語」です。
こちらは長崎県内の駅や空港、またサービスエリアなどあちこちで見かけるお土産。

個人的にはとても好きなお菓子、オレンジピール入りのクリームがさわやかで美味しいですよ~!

参考:長崎物語の記事はこちら

おたくさ

「おたくさ」はあじさいの花びらをかたどったパイ生地のお菓子です。
わたしの韓国人の知り合いがおたくさをとても気に入り、帰国前に10箱ぐらい買って帰りました。

日本人だけではなく海外の人にも好まれるおたくさを、一度食べてみてはいかがでしょうか。

参考:おたくさの記事はこちら

九十九島せんぺい

長崎県佐世保市の観光名所「九十九島」にちなんだお土産です。
砂糖、小麦粉、ピーナッツで作られるパリッとした食感で甘みがあり美味しい。

わたしの妻によると「これめっちゃ気にいったから、今度絶対お土産に買う!」とのことですよ!

参考:九十九島せんぺいの記事はこちら

かんころ餅

草加家かんころ餅(紫芋) 外装

さきほどの地域別お土産でも紹介した「かんころ餅」

長崎を訪れるのであれば、これはぜひ食べてもらいたいです!

サツマイモ・もち米・砂糖でつくるかんころ餅は、とても素朴で温かみのある郷土菓子。

カットしてそのままでも食べられますが、トースターで焼けばやわらかくなってさらに美味しくなります。

長崎空港でも販売していますので、旅のさいごにぜひ手に取ってみてくださいね。

参考:草加家 かんころ餅(紫芋)の記事はこちら

おみやで紹介しているかんころ餅

熊屋 本牛蒡餅 彩りあわせ

熊屋 本牛蒡餅彩りあわせ 中身写真

こちらは、古くから平戸市に伝わる牛蒡餅。

上新粉または上用粉、黒砂糖、白砂糖などを使用してつくる餅菓子です。

もともとは黒糖のみが使用されていて、色や形が牛蒡に似ていることから「牛蒡餅」と呼ばれるようになったそう。

もちもちした食感と素朴な味わいが特徴で、お茶請けにぴったりです。

写真は創業240年以上の熊屋の本牛蒡餅 彩りあわせ。

こちらは駅や空港では販売されておらず、平戸もしくは福岡県の店舗でしか入手できません。

平戸散策と牛蒡餅を食べに、平戸へ足を運んでみるのもいいと思います!

参考:熊屋 本牛蒡餅 彩りあわせの記事はこちら

珍しい物あるよ~!南蛮菓子や特産を活かしたお土産

ここまでで紹介したお土産以外にも、名物といわれるお土産がありますので紹介しますね。

ざぼん漬

南蛮菓子の1つとして知られているのが「ざぼん漬」。

ざぼんはポルトガル船より持ち込まれた柑橘類で、当時盛んであった果物・野菜の「蜜漬け」とあいまって、ざぼん漬として発展していったんですよ。

お土産として見た目の派手さはありませんが、伝統ある南蛮菓子ですので、お土産リストの候補に入れておいてはいかがでしょうか。

参考:辰巳屋総本家 ざぼん漬の記事はこちら

一〇香(いっこっこう)

一まる香本家一〇香 中身写真

長崎や愛知県の郷土菓子として知られている一口香。写真のものは茂木一まる香本家の「一〇香」です。

写真を見てのとおり、このお菓子の特徴は中が空洞になっていることです。

製造の過程で皮のなかが空洞になるとのこと。生地の内側には黒糖あんが付いていますよ。

独特の食感と味わい、ぜひ一度食べてみてください!

参考:茂木一まる香本家「一〇香(いっこっこう)」の記事はこちら

クルス

クルス中身

長崎の定番土産の1つ「クルス」。
ホワイトチョコレートをサンドした薄いせんべいです。

ほのかに香る生姜がアクセントになっていて、パリッと何枚でも食べられます。

こちらも空港をはじめ、県内のあちこちで見かけるお土産なので購入しやすいです。

参考:クルスの記事はこちら

枇杷かすた

枇杷かすた 中身

最後に紹介するのは「枇杷(びわ)かすた」です。
枇杷とカスタードクリームの組み合わせは口当たりもよく、やさしい甘さがでています。

フルーツ・スポンジケーキ・カスタードクリームという3要素は、特に女性によろこばれそうなお土産ですね。

参考:枇杷かすたの記事はこちら

駅や空港のお土産情報

駅や空港のお土産情報は以下からチェックできますよ。

長崎のお土産を通販で買いたい場合

長崎には行けないけど、長崎のお土産・お菓子を食べてみたいと思った場合は、ネットの通販サイトから取り寄せることもできますよ。

Amazon・楽天・Yahoo!などで調べると、たくさんお土産が売られていますので、この中で気に入ったものを探してみましょう。

南蛮文化を感じる長崎のお土産

いまでも南蛮菓子の伝統を感じることができる長崎のお菓子。
元祖カステラ、カスドース、ざぼん漬など、他の地域では味わえない珍しいものがあります。

もちろん昔の伝統を受け継ぎつつ誕生した、おいしいお土産もたくさん!

長崎を訪れた際には、ぜひ長崎を感じられるお土産をさがしてみてくださいね。

長崎県で販売されているお土産の一覧

このページで紹介したお土産以外にも、長崎県内ではたくさんのお土産が販売されていますよ。

一覧を知りたい場合は、以下のページをどうぞ。
参考:長崎県のお土産一覧はこちら