秋田県民が厳選するおすすめで定番の秋田お土産24選と人気ランキングTOP10

秋田県のお土産ランキングTOP10

まずは、おみや内での秋田県お土産ランキングを紹介しますね。
そのあとに、個人的なおすすめお土産を紹介します。

ランキング以外にも秋田県で売っているお土産を知りたい場合は、以下のページも参考にどうぞ。
参考:秋田県のお土産一覧はこちら

4位〜10位 秋田県のおみやげランキング

秋田のお土産について

北東北の日本海側にあり、雪の多い土地・秋田県。
なまはげ・いぶりがっこ・きりたんぽ・かまくら・秋田犬など、名物やおいしいものがたくさんあります!

そんな秋田県のお土産は、何十年も昔から伝統的に食べられているお菓子や、名物をモチーフにしたものが多いんですよ。

今回は、秋田県出身・在住のおみやライター里園(りえん)が、秋田県内のお土産や実際に食べてみてのおすすめ土産を紹介していきますね。

秋田のおすすめ定番お土産5選

金萬

金萬中身

秋田の定番お土産といえば、やはり金萬(きんまん)でしょう。
「28個、食べました!」のCMで、県民にはすっかりおなじみです。

原型となったのは、カステラ生地で白あんを包んだ「都まんじゅう」というお菓子。
全国にも、異なる名前で似たお菓子が数多く広まっていますよ。

ほっくりとした皮と白あんの、卵とはちみつのシンプルな甘さで、一気に2〜3個は食べられてしまいます。
すぐ食べたいときは生タイプ、持ち運びのときには真空タイプと、使い分けもできますよ。

参考:金萬の記事はこちら

もろこし

杉山壽山堂 秋田諸越中身

江戸時代、当時の秋田藩主・佐竹氏に献上した際「諸々の菓子を越えて美味である」と言われたことから「諸越(もろこし)」の名前がついた、伝統あるお菓子。
秋田市の杉山壽山堂(すぎやまじゅさんどう)では、300年以上もろこしを作り続けています。

小豆粉と砂糖が基本的な原料で、専用の木型に入れて焼き上げるもろこし。
店舗によってさまざまな模様・味があり、秋田の文化や歴史が感じられるお土産ですよ。

参考:杉山壽山堂 秋田諸越の記事はこちら

もろこしの記事一覧

さなづら

栄太楼 さなづら中身

あまり聞きなれない名前かもしれませんが、さなづらとは秋田の方言で「山ぶどう」のこと。
さなづらは、山ぶどうの濃縮ジュースを天然寒天とともに固めた、板状のゼリーです。
秋田市の菓子舗・栄太楼(えいたろう)が、1957年に発売を始めました。

1枚のゼリーが2枚の紙にはさまれており、付属の串でひと口サイズに切り分けながらいただきます。
ワインのような濃厚な味わい、しかし後味はサッパリとした、羊羹に近い食感のお菓子です。

参考:栄太楼 さなづらの記事はこちら

しとぎ豆がき

一乃穂 しとぎ豆がき中身

日持ちがきくため、いただきものの定番としてよく家にあったのが、一乃穂のしとぎ豆がき。
秋田県産もち米に黒豆を入れ、からっと焼き上げた細長い形のせんべいです。

かつて貴重品だったお米は、ハレの日に限って食べられるものでした。
ひとびとが生のお米を水に浸し、粉にして、日常的にお菓子やお餅として使っていたのが「しとぎ」です。

秋田県のお米のよさを広めたい、と長年作られ続けているしとぎ豆がき。
サクサクと軽い食感とほどよい塩気、黒豆のホックリ感がクセになりますよ。

参考:一乃穂 しとぎ豆がきの記事はこちら

りんごもち

高砂堂 りんごもち開封後

りんご大国・青森県のとなりにある秋田県。かつては、青森に負けず劣らずのりんごの産地でした。
傷もののりんごを有効活用しようと、昭和5年に高砂堂が発売を始めたりんごもちは、「懐かしの味」として今も県民に親しまれています。

レトロな包み紙と、淡いピンク色のやわらか〜いお餅。
噛むほどにフレッシュなりんごの香りが広がり、子どもから年配の方まで幅広い年代に愛されるお土産です。

りんごもちの記事一覧

秋田県内の地域別おすすめお土産

秋田県は、47都道府県のうち6番目の大きさを誇ります。

北から南まで観光スポットが点在しているため、その地域ならではのお土産もたくさん。

そこで、秋田県内のお土産を地域別に分けてご紹介したいと思います。

旅行や出張のときの参考にしてみてくださいね。

秋田県仙北市

ゆかり堂製菓 落葉かりんとう

ゆかり堂製菓 落葉かりんとう中身

仙北市(せんぼくし)・角館は「みちのくの小京都」と呼ばれ、武家屋敷通りやしだれ桜、堤防沿いの桜並木が有名な観光地。
駅前には「ゆかり堂製菓」「唐土庵」「くら吉」といったお菓子屋さんが軒を連ねています。

落葉かりんとうは、角館で昔ながらの手づくりのかりんとうを作っているお店・ゆかり堂製菓のもの。
かりんとうの真ん中に切り込みを入れてひねりを加え、舞い落ちる葉っぱをイメージしています。

ザクザクとした食感とボリュームで、食べごたえも十分ですよ。

プレーンのほか、黒糖をかけたタイプもあります。

参考:ゆかり堂製菓 落葉かりんとうの記事はこちら

唐土庵 生もろこし 詰め合わせ

唐土庵 生もろこし中身

秋田銘菓「もろこし」を、子どもから年配の方まで食べやすいようにと改良したのが、唐土庵(もろこしあん)の生もろこし。
焼きを入れないためホックリと柔らかく、常温でも30日間日持ちがききます。

角館の桜や武家屋敷をイメージしたパッケージデザインも可愛らしく、とくに若い人に人気があるお土産です。

参考:唐土庵 生もろこし 詰め合わせの記事はこちら

秋田県能代市

セキトの志んこ餅

セキトの志んこ餅中身

秋田県北部の海沿いにある能代市(のしろし)。
全国大会優勝58回を誇るバスケットボールの名門・能代工業高校があり、バスケの街としても有名です。

能代市のおみやげといえば、セキトの「志んこ餅」が定番。
うるち米で作ったもちもちのお餅に、さっぱりとしたこしあんをたっぷりと絡めて食べるお菓子です。

当日しか日持ちがしませんが、この味を求めてわざわざ遠方から買いに来る人もいるほど。
贈答用のお重入りのほか、店舗では自宅用の量り売りも行っていますよ。

参考:セキトの志んこ餅の記事はこちら

秋田県大館市

大館えだまめモナカ

大館えだまめモナカ中身

じつは、枝豆出荷量日本一の秋田県。
中でも、大館市は「えだまめのまち大館」を掲げ、えだまめを利用したお菓子やお土産品の普及に市をあげて取り組んでいます。

市内8つの菓子店で共同開発したのが、こちらの大館えだまめモナカ。
えだまめ型の最中皮に、秋田県産枝豆を使用したえだまめ餡がたっぷりと詰め込まれています。

秋田犬や曲げわっぱを描いたパッケージも可愛らしく、大館のお土産に最適ですよ。

参考:大館えだまめモナカの記事はこちら

秋田県北秋田市

みうら庵 もちもち三角バター餅

みうら庵 もちもち三角バター餅開封後

2012年にテレビ番組で紹介されて以来、ちょっとしたブームを巻き起こしたバター餅。
バターを入れることで固くなりにくく、栄養があることから、もともとはマタギ(熊などを撃つ猟師のこと)が山へ持っていく携行食でした。

現在では、北秋田市内の多くの業者・店舗で、さまざまなバター餅が作られています。

もちもちとした食感と、ふんわりと広がるバターの香ばしさ…お餅ながら、洋風の雰囲気もある不思議なお菓子。
みうら庵のバター餅は秋田空港でも取り扱っているほか、北秋田市内でも販売店が多く、比較的手に入りやすいですよ。

参考:みうら庵 もちもち三角バター餅の記事はこちら

秋田県上小阿仁村

宮伝 山吹まんじゅう

宮伝 山吹まんじゅう開封後

上小阿仁村(かみこあにむら)は県北部の山あいにあり、人口3,000人に満たない小さな村。
宮伝で作られている山吹まんじゅうは、秋田駅や秋田空港でも売られるほどメジャーなお土産です。

ひと口大の小ぶりなサイズ感と、薄皮にたっぷりとつまったあんがクセになる味わい。
白あんと黒あんの2種類があり、ちょっとしたお茶菓子にも重宝します。

参考:宮伝 山吹まんじゅうの記事はこちら

秋田県民が食べてみて本当においしかったお土産6選

ここからは、秋田県出身のおみやライターが実際に食べたものの中から、本当においしかったおすすめのお土産を紹介していきますね。

畠栄 あんごま餅

畠栄 あんごま餅中身

ふわふわのお餅・なめらかなこしあん・たっぷりの黒ごまの3層が、パックにぎゅっと詰められた、インパクト大のお土産。
八郎潟町の畠栄(はたえい)の名物で、平日・土日を問わず訪れるお客さんがあとを絶ちません。

見た目はいわば、ただの”真っ黒な箱”。しかし、ひと口食べれば、この味の虜になること間違いなし!
餅・あんこ・ごまの味、量のバランスが絶妙で、いくら食べても飽きがくることがないのです。

秋田空港やアトリオンで売っている場合もありますが、不定期入荷のため、八郎潟町の店舗まで行くのが確実ですよ。

参考:畠栄 あんごま餅の記事はこちら

淡雪ふわり こがししょっつる味

淡雪ふわり こがししょっつる味開封後

「しょっつる」は魚醤の一種。昔からハタハタが余るほどとれた秋田県では、身近な調味料のひとつでした。
淡雪ふわり こがししょっつる味は、秋田県産うるち米をパリッと揚げ、しょっつるパウダーをまぶしたお菓子です。

淡い色合いのせんべいは、雪の結晶のような六角形。
やや焦がしたような香りと出汁の味、しょっつるの風味が混じり合った、後引く味わいです。

甘いものが苦手な人や、お酒好きな人へのお土産として重宝しそうですね。

参考:淡雪ふわり こがししょっつる味の記事はこちら

三松堂 あんドーナツ

三松堂 あんドーナツ中身

レトロな卵パックが可愛らしい、秋田市にある三松堂(さんしょうどう)のお菓子。
卵のかわりに、たまご型のあんドーナツが整列しています。

あんドーナツというと固いものをイメージしますが、三松堂のあんドーナツはふわふわと柔らかく、とても食べやすいのが魅力。
ほどよい甘さで、油もサッパリとしています。

なんといっても見た目にインパクトがあるので、レトロなものが好きな人へのお土産におすすめですよ。

参考:三松堂 あんドーナツの記事はこちら

山のはちみつ屋 はちみつロールケーキ

はちみつロールケーキ中身

秋田県仙北市田沢湖のほとりにある「山のはちみつ屋」は、はちみつにこだわったオリジナル商品が人気のお店。
栄養たっぷりの国産はちみつを100%使用しており、軽やかな甘さのクリームとふわふわのスポンジの相性が抜群です。

はちみつの甘さを生かしながら、生クリームやバニラでコクを出した、食べごたえのある味わい。
はちみつ好きな人にぜひ試してもらいたいお土産です。

参考:山のはちみつ屋 はちみつロールケーキの記事はこちら

オランダせんべい きりたんぽ鍋風味

オランダせんべい きりたんぽ鍋風味中身

もともとは、山形県のメーカーで作られている「オランダせんべい」。
隣県ということもあってか、小さい頃からスーパーで買ってよく食べていましたよ。

きりたんぽ風味は、秋田県限定販売のフレーバー。
薄焼きのパリパリとした食感に、魚醤やガーリックパウダーが効いた、スナック菓子に近い味わいです。

ノーマルタイプのオランダせんべいとともに、味の違いを楽しんでもらいたいですね。

参考:オランダせんべい きりたんぽ鍋風味の記事はこちら

JA大潟村 パンプキンパイ

JA大潟村 パンプキンパイ中身

八郎湖を埋め立てて作られた大潟村の特産品・かぼちゃを使ったお菓子。
たっぷりのかぼちゃ入りの白あんを、パイに包んで焼き上げています。

生クリーム入りのあんはリッチなコクがあり、甘すぎない素朴な味わい。
どこかレトロなパッケージも雰囲気がありますね。

参考:JA大潟村 パンプキンパイの記事はこちら

秋田ならではの特産品や名物を活かしたお土産7選

ここまでで紹介したお土産以外にも、秋田の特産品や名物を活かしたお土産がたくさんあります。

ぜひ「秋田らしさ」を感じられるお土産をチェックしてみてください。

いぶりガッキー

いぶりガッキー中身

たくあん漬けを燻製にした秋田名物・「いぶりがっこ」を、食べやすいスティック状にしたお菓子。
いぶりがっこをおしゃれに楽しむことができ、持ち運びやすい大きさ・重さのパッケージもポイントです。

見た目は揚げパスタのようですが、噛めば噛むほどいぶりがっこの味わいがじゅわじゅわと広がります。
塩気が強いため、お酒のおつまみに最適ですよ。

参考:いぶりガッキーの記事はこちら

いぶりがっこのお土産一覧

お菓子になったきりたんぽ きりたんぽスープ味

お菓子になったきりたんぽ(きりたんぽスープ味)中身

やわらかく炊いたお米をつぶし、棒に巻きつけて焼いて、具材とともに鍋に入れて楽しむ「きりたんぽ鍋」。
秋田県民のソウルフードとも言える名物です。

そんなきりたんぽをお菓子で再現した、その名も「お菓子になったきりたんぽ」。
ザクザクと食べごたえのある食感にくわえ、きりたんぽそっくりの焼き目もついています。

きりたんぽスープ味は、ごぼうパウダーやチキンエキスパウダーを使って奥行きのある味わいを再現。
秋田できりたんぽ鍋を食べた人も、食べていない人も、手軽なお菓子で楽しんでみてはいかがでしょうか。

姉妹品として味噌つけたんぽ味もあります。

参考:お菓子になったきりたんぽ きりたんぽスープ味の記事はこちら

フジタ製菓 なまはげまんじゅう

なまはげまんじゅう中身

男鹿市の年末の伝統行事でおなじみの「なまはげ」。
「泣く子はいねが〜」という声とともに、鬼のお面とワラの衣装を身にまとって「厄払い」として家々を練り歩きます。

なまはげのお面をかたどったまんじゅうですが、どこか愛嬌のある表情が魅力的。
ふわふわのカステラ生地とこしあんがマッチした、子どもにも好まれそうな味わいです。

参考:フジタ製菓 なまはげまんじゅうの記事はこちら

なまはげのお土産一覧

ハチ公プリン(プレーン)

ハチ公プリン(プレーン)開封後

なまはげ同様、キャラクターものとしてのお土産が多いのが、秋田犬(ハチ公)です。

渋谷駅の銅像で有名な忠犬ハチ公は、秋田県大館市で生まれた秋田犬(あきたいぬ)。
大きな体とふわふわの毛、くるんと巻いた尻尾が特徴の秋田犬は人気が高く、秋田では毎年展覧会も行われていますよ。

ハチ公プリンは、比内地鶏の卵と北秋田市の牧場の牛乳・生クリームを使った、コクのあるプリン。
常温で1年近く保存がきくため、遠方へのお土産にもぴったりです。

参考:ハチ公プリン(プレーン)の記事はこちら

青豆のドラジェ

青豆のドラジェ開封後

全国出荷量一位の枝豆を、ホワイトチョコレートでコーティングしたおしゃれなお菓子。
「ドラジェ」とは、結婚や出産時に使われるフランスのお祝い菓子のことです。

淡い黄緑・ピンク・黄色・白の、大小さまざまなお菓子が可愛さバツグン。
ぽんと口に放り込めば、豆のサクサクとした食感とふんわりとした甘さが広がります。

女性受けしそうなデザインと味わい、そしてもともとお祝い菓子であることから、贈答用にぴったりのお土産です。

参考:青豆のドラジェの記事はこちら

かなえやの稲庭かりんとう

稲庭かりんとう 蜂蜜風味中身

日本三大うどんの一つである「稲庭うどん」は、平たくのどごしのよい麺が特徴。
この稲庭うどんをお菓子に仕立てたのが、かなえやの稲庭かりんとうです。

細く短い麺を塊にすることでザクザク感を出し、食べごたえも十分。
蜂蜜・黒糖の2種類があり、秋田名物をお菓子で手軽に楽しむことができますよ。

味どうらくの里ラスク

味どうらくの里ラスク開封後

全国どこの県にも、そこにしかない、そこでだけ有名な”調味料”があるのではないでしょうか?
秋田県の場合、それは間違いなく「味どうらく」でしょう。
本醸造しょうゆにかつおだしを加えた万能つゆで、「秋田県民はどんな料理にも味どうらくを使う」と言われるほどです。

味どうらくの里ラスクは、味どうらくをたっぷりと塗り込んだ、サクサク食感のお菓子。
食べきりやすいサイズ感で、味どうらくの香ばしさと甘じょっぱい味わいがクセになります。

姉妹品として、味どうらくの里くるみゆべしもありますよ。

参考:味どうらくの里ラスクの記事はこちら

駅や空港のお土産情報

秋田県内の駅や空港のお土産情報は、以下からチェックできます。

秋田県のお土産を通販で買いたいときは?

「秋田には行けないけど、秋田のお土産・お菓子を食べてみたい!」というときは、ネットの通販サイトから取り寄せることも可能です。

Amazon・楽天・Yahoo!などで調べると、たくさんお土産が売られていますので、気に入ったものを探してみてくださいね。

秋田の文化や歴史を感じられるお土産がおすすめ

秋田県には、県外にも名前が知られたメジャーものからマニアックなものまで、たくさんのお土産があります。

上司や目上の人へのお土産には定番の「金萬」や「もろこし」を、気のおけない友人や恋人には「なまはげ」「いぶりがっこ」「秋田犬」のお土産を贈るなど、さまざまな使い分けができますよ。

秋田のお土産を通じて、秋田の文化や歴史について少しでも知ってもらえれば、秋田県民としてとてもうれしく思います!

観光や出張で秋田を訪れた際は、ぜひこのページを参考に、自分好みのお土産を探してみてくださいね。

秋田県で販売されているお土産の一覧

このページで紹介したお土産以外にも、秋田県内ではたくさんのお土産が販売されています。

一覧を知りたい場合は、以下のページからどうぞ。

参考:秋田県のお土産一覧はこちら