新年・年始の挨拶には手土産に何を持っていったらいいの?選ぶポイントとおすすめの手土産まとめ
実家や親族、また仕事の取引先への挨拶など、年始はなにかと気をつかう場面が多いですよね。
「守るべきマナーがあるのだろうか?」「手土産に何を持っていったらいいのだろう?」と不安になるものです。
このページでは、ビジネスにおける年始回りの手土産のマナーついて取り上げます。
おすすめの手土産も紹介しますので、ぜひチェックしてください。
マナーの基本をおさえておけば、先方の心に伝わる挨拶ができますよ!
実家への新年の挨拶は以下の記事が参考になります。
参考:お正月に義実家へ帰省するときは手土産を持っていこう!新年のご挨拶におすすめのお土産まとめ
年始の挨拶回りに関するマナー
まずは手土産選びのポイントと相場を見ていきましょう。
年始挨拶の手土産選びのポイントと相場
手土産の相場は3,000円程度のものがよいでしょう。
あまりにも安すぎずそうかといって高すぎないように、快く受け取ってもらえる金額で。
持参する手土産は会社の皆で食べられるものを選ぶといいですよ。
選ぶときに気をつけたいのは以下の3つです。
- 先方の近くのお店で購入しない
- 仕事中でも手軽に食べられるもの
- ある程度日持ちがするもの
先方の近くのお店で購入しない
先方が普段よく食べているものを渡してしまわないように、気をつけてくださいね。
老舗のお店であっても、避けるのが無難。
仕事中でも手軽に食べられるもの
受け取る側のことを考え、手間がかからずサッと食べられる手土産にしましょう。
たとえば、切り分ける手間がかかるものは、食べるための準備をしなければいけません。
その点、個別に包装された饅頭やクッキーなどであれば、仕事中でも手軽に食べられます。
こういうさりげない気遣いが、先方によい印象を与えますよ。
ある程度日持ちがするもの
先方が他の企業からも年賀を受け取っているのであれば、渡した手土産をすぐに食べるとは限りません。
「賞味期限がきれてしまう・・・」と先方に余計な気を使わせないようにしてください。
それで1日や2日で賞味期限が切れるものではなく、ある程度日持ちするものにしましょう。
目安は短くても1週間~10日程度はあるといいですね。
取引先へ持参する手土産の「のし」の書き方
表書きには「御年賀」「お年賀」と書くのが一般的です。
水引きの下には会社名を入れましょう。
のしをかける際にちょっとした心遣いを示すと、好印象を与えますよ。
何をするかというと、「包装紙の上にのしをかける」のです。
こうすれば、わざわざ包みを開けなくても「これはどこから受け取った年賀なのか?」が先方にすぐにわかります。
取引先の多い企業であれば、それだけ受け取る贈り物の数も増えますからね。
挨拶回りの際に気をつけること
電話をするなどして、事前に挨拶に伺うことを伝えておきます。
勤務時間内に挨拶回りをするのが礼儀です。
実際の訪問時には、しっかり新年の挨拶をしましょう。
その際、もちろん言葉遣いや作法は大切ですが、それ以上にこちらの「気持ちを伝える」ことが大事になってきます。
年始回りは「今年も親しくお付き合いをさせていただきたい」という、誠実な願いを表明するもの。
マナーを守ることや手土産を渡すことも大切ですが、それが主な目的ではありません。
マナーを守ることに過度に気をとられて、本末転倒とならないようにしましょう。
ちなみに年始回りは、小正月の1月15日までに済ませるのが一般的です。
手土産を渡すタイミングと渡し方
緊張するあまり「先方の会社の玄関口でサッと渡して帰ってきた」、なんてことにならないように注意が必要です。
応接室などへ通されたならば、正式な新年の挨拶をのべたあとに渡します。
のしの向きをよく確認して、相手に正面を向けて両手で渡しましょう。
手土産を渡すときの言葉
一般的な言葉としては、「よろしければ」「ほんの気持ちですが」などがあります。
もし先方とすでに親しいのであれば、さらに一言添えてもいいですね。
手みやげのおすすめポイントを伝えることで話のきっかけにもなりますよ。
たとえば「地元の〇〇を使用したお菓子です」「こちらのこし餡は絶品です」と伝えれば、そこから会話が広がるかもしれません。
ただし調子にのって手土産のうんちくを語りだすと、逆にマイナスイメージになりますので注意しましょう。
おすすめの手土産
ここからはおすすめの手土産を紹介します。
「容量が多く、手軽に食べられ、日持ちするもの」という視点で選んでみました!
ヨックモック シガール
まず紹介するのは「ヨックモック シガール」
バター風味たっぷりで美味しく、つい1本2本と食べてしまうほどです。
老若男女を問わず、誰もが好きなお菓子と言ってもいいでしょう。
持参すれば間違いなく喜ばれると思いますので、挨拶回りの手土産としておすすめです!
オンラインショップでお取り寄せできますよ。
モンロワール 神戸生まれのみけ猫ラング
こちらは、生地に猫の足跡がついている「神戸生まれのみけ猫ラング」
サクサクとした食感が特徴で、1箱で3種類の味を楽しめます。
先方の会社に女性が多いのであれば、こういった可愛らしいお菓子を持参するのもありですよ!
参考:「モンロワール 神戸生まれのみけ猫ラング」の記事はこちら
モンロワール リーフメモリーギフトボックス
モンロワールのお菓子「リーフメモリーギフトボックス」です。
包みの中に、葉っぱの形をした3種類の小さなチョコレートが入っています。
ティータイムのお供として、気軽に食べられるのがいいですね。
一口サイズでとても可愛らしいので、とくに女性の社員さんに喜ばれる手土産になるでしょう。
オンラインショップでも購入可能ですよ。
参考:「モンロワール リーフメモリーギフトボックス」の記事はこちら
ツマガリ 甲陽園の陽子さん
こちらは、兵庫県西宮市甲陽園に本店を構えるツマガリの焼き菓子。
小麦粉ではなく、アーモンド粉のみを使用した生地は絶品です!
パッケージや個包装にも品がありますので、取引先への手土産にはぴったりですよ。
日持ちもよく、賞味期限は約3週間。
安心して先方へお渡しできますね。
こちらもオンラインショップでお取り寄せできます。
播州銘菓 大石もなか
こちらは「播州銘菓 大石もなか」
つぶあんが入った、二口サイズのもなかです。
先方の会社に年齢層の高い社員が多くいるのであれば、無難に和菓子を選ぶのもいいですね。
坂角総本舗 ゆかり名古屋黄金缶
懇意にしている取引先には、より高級感のあるものを渡してはいかがでしょうか。
そのようなときにぴったりなのが、金色のパッケージにインパクトがある「ゆかり名古屋黄金の缶」です。
海老の旨味が口の中いっぱいに広がる美味しいせんべい菓子。
味も確かですので、手土産として渡せばきっと喜ばれますよ!
缶入りですので割れる心配をせずに、先方の会社へ持っていけると思います。
オンラインショップでも購入できますよ。
さいごに
新年の大切な儀式ともいえる、取引先への年始の挨拶回り。
「今年も親しくお付き合いさせてください」という誠実な気持ちが伝わるような挨拶を心がけましょう。
ふさわしい手土産の選び方や基本となるマナーについて、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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あらゆるシーンで必要になる手土産マナーについて、基本的なことをこちらに書いていますので参考にしてみてください。
参考:手土産の渡し方マナーまとめ。訪問先に渡す手土産で気をつけたいこと
おまけ
おみやには、お土産のお取り寄せについての記事もあります。
手土産に使えそうなものを探しているときの参考になりますので、ぜひご覧ください。
参考:お土産品が買えるネットショップ・通販サイトのまとめ。お取り寄せにも使える