呉お土産のおすすめ人気お菓子やスイーツの一覧やお土産屋さん情報のまとめ

呉市は、広島県西南部にある都市です。

市内をJR三原駅と広島駅を結ぶJR呉線が通過し、呉線最大の駅である呉駅があります。

このページでは、そんな呉市で買える定番のお土産・おすすめのお土産を紹介していきますね。

呉市のおすすめのお土産

呉市のお土産のおすすめは、主に以下のようなものがあります。

ひとつずつ紹介していきますね。

蜜屋 蜜饅頭

「蜜饅頭(みつまんじゅう)」は、呉市中心部にある菓子店・蜜屋の看板商品です。

呉には次のような、古い伝承があります。

「古い時代、宮島・厳島神社の祭神が、呉市街地の北にある灰ヶ峰(はいがみね)という山に登りましたが、病気になってしまいます。

これを知った山伏が、蜜を含ました菓子をつくって献上したところ、神様の症状が回復しました」

この伝承にちなんでつくられた饅頭が、蜜饅頭です。

蜜饅頭には、小豆餡と白餡の2種類があります。

ハチミツをふんだんに使用した、ハチミツの甘さと風味が濃厚に楽しめる饅頭です。

蜜饅頭の中には、タップリの餡が詰まっています。

蜜饅頭は第24回全国菓子大博覧会で技術部門名誉総裁賞をはじめ、数多くの表彰を受けている呉を代表する銘菓です。

天明堂 鳳梨萬頭

「鳳梨萬頭(おんらい まんとう)」は、呉市中心部にある菓子店・天明堂の商品です。

かなり漢字も読み方も難しい商品名ですが、そのぶんインパクトがあります。

鳳梨とは、パイナップルの古名です。
そのためパッケージには、パイナップルの絵が描かれています。

萬頭は、饅頭の元になったといわれている菓子です。
古い時代の中国に起源があるといわれています。

鳳梨萬頭は丸くて薄く平たい円盤状の焼饅頭です。

中には、パイナップルのジャムが入っています。
さらにジャムの中には、なんとトウガン(冬瓜)も入っているそうです。

間宮羊羹

「間宮羊羹(まみや ようかん)」は、羊羹の一種です。

呉は戦前は大きな軍港があり、呉港を母港とする艦艇に「間宮」があります。
間宮は、他艦に食料を供給する「給糧艦」でした。

その間宮で製造され、海兵のあいだでとても人気があった羊羹を再現したものが、間宮羊羹です。

当時は一棹で1キログラム以上もあったという巨大羊羹でしたが、現在販売されているものは一般的なサイズのもの。

一口サイズの小さな間宮羊羹も。

なお現在、間宮羊羹は和風かふぇ遅々や風月堂など、販売業者が複数あります。

▼和風かふぇ遅々の場所はこちら。

▼風月堂の場所

福住 フライケーキ

福住(ふくずみ)は呉市中心部にある、フライケーキ専門店。

「フライケーキ」とは、こし餡をくるんだ生地を油でカラッと揚げた揚げ饅頭です。

外側はカリカリで香ばしく、中の生地はフンワリ。
生地の中に詰まっているこし餡は、滑らかな舌触りで、ほどよい上品な甘さです。

餡ドーナツに近い味わいだと思いました。

買うと揚げたてを渡してもらえるので、熱々の状態で食べると別格のおいしさがあります。

持ち帰って冷めた状態で食べてもおいしく、電子レンジでチンしたり、オープントースターで焼いたりして食べてもおいしいです。

福住のフライケーキは呉市民にはおなじみの味で、夕方には売り切れてしまうほどの人気があります。

メロンパン本店 メロンパン

メロンパン本店は、呉市中心部にあるパン屋です。

名前のとおり「メロンパン」が看板商品であり、一番人気があります。

ただしメロンパンといっても、メロンパン本店のメロンパンは一般的なメロンパンとは特徴が違うのです。

まず、形がラグビーボールのような形をしています。

また一般的なメロンパンは表面がクッキー地になっていますが、メロンパン本店のメロンパンはクッキー地ではありません。

さらに中には、特製のクリームがタップリと詰まっています。

この独特のメロンパンは、呉市民の子供からご年配まで愛されている地域に根差した味です。

なおメロンパン本店は、メロンパン以外にもさまざまなパンを製造していますので、メロンパンと合わせて買ってみてはいかがでしょうか。

メロンパン本店の店舗は、きれいなターコイズ・ブルーの外壁が目印で、壁にメロンパンと大きく書かれています。

もみじ饅頭

「もみじ饅頭」は広島県を代表する土産菓子で、全国的にも知られていますね。

もともともみじ饅頭は、広島県を代表する観光地である宮島の銘菓なのですが、呉市内でも複数のメーカーのもみじ饅頭が売られています。

呉市内で売られている、おもなもみじ饅頭の製造業者は以下のとおり。

なお風月堂は、呉市にある菓子店です。

▼風月堂の場所

お菓子以外のおすすめのお土産

呉市にはお菓子以外にも、お土産におすすめの食品があります。

お菓子以外でおすすめの呉のお土産は、おもに以下のものです。

順に紹介しましょう。

自宅用 呉冷麺

「呉冷麺」は、呉独自のグルメです。

一般的な冷麺と味や特徴が違い、また冷麺とよく間違われる冷やし中華とも違っています。

麺は平たい縮れ麺で、透明感のある茶色いスープは甘酸っぱさのある爽やかな味わいです。

具材はエビ、キュウリ、ゆで玉子、チャーシューなどが入ります。

そんな呉冷麺には、自分で調理して家庭で楽しめるお土産用呉冷麺もあるのです。

呉名物を自宅で楽しめるので、お土産にピッタリではないでしょうか。

自宅用 細うどん

「細うどん」は、呉の名物料理のひとつです。

名前のとおり、麺が細いうどんのことを指します。

呉は、古くから港に関連する仕事に携わる人が多い土地柄です。

そのため、限られた時間で手早く食べられる食事が好まれました。

細うどんは茹で時間を短くするために、通常のうどんより細くして、手早く食事ができるようにしたものです。

そんな細うどんは、自宅で調理して楽しめるお土産用もあります。

海自カレーのレトルト食品

「海自カレー」は、呉で名物グルメとしてPRされている料理です。

海上自衛隊 呉基地に所属する艦船等で食べられているカレーを、自衛隊調理隊員の指導の下で再現したもの。

海自カレーは、呉市内の飲食店で食べられます。

同時に海自カレーのレトルト食品も販売されているので、お土産にいかがでしょう。

呉発祥説のある肉じゃがと合体したカレーや、地元芸能人とのコラボ、海軍時代のカレーをイメージしたものなど、バリエーションも多く展開されています。

しおサイダー、大和サイダー

呉市内にある清涼飲料水メーカーの中元本店は、呉の地サイダーとして「しおサイダー」と「大和サイダー」を製造・販売しています。

しおサイダーは、呉にある上蒲刈島(かみかまがりじま)でつくられる「海人の藻塩(あまびとのもしお)」を使っているのが特徴です。

飲むと、ほんのりとした塩味がします。

大和サイダーは、かつて呉海軍の戦艦大和などの艦船内で、乗組員が飲んでいたラムネを再現したものです。

中元本店の創業者が呉海軍にラムネの製造方法を指導したこともあり、復刻されました。

イカ姿フライ

イカ姿フライは、薄くのばしたスルメイカを揚げた菓子です。

イカ天、イカフライなどとも呼ばれます。

酒のツマミのほか、広島ではお好み焼や焼そばの具材の定番としても人気です。

イカ姿フライは同じ広島県にある尾道市でも製造が盛んですが、呉もイカ姿フライの製造が盛ん。

イカ姿フライの生産量では、呉市が全国最多です。

呉のお土産が買える場所について

呉市のお土産が買えるのは、どこなのか気になりますよね。

もちろん製造元の直営店や支店などに行けば、買えます。

でも、できればいろいろなものを見比べてみたいところ。

呉市内のさまざまなお土産を売っている施設をピックアップすると、以下のとおりです。

ひとつずつ紹介しましょう。

JR呉駅 セブンイレブン おみやげ街道 呉店

JR呉駅の構内には、セブンイレブンがあり、お土産コーナー「おみやげ街道」を併設しています。

呉市のお土産を中心に、広島県や周辺市地域のいろいろなお土産を陳列しているのが特徴です。

鉄道を利用する場合、もっとも便利で無難なお土産物店ではないでしょうか。

参考：呉駅のお土産情報はこちら

福屋 呉店

福屋 呉店は、呉市中心部にある百貨店です。

場所は、呉駅の北側に広がる商店街の一角。

福屋は広島市に本店がある地元の百貨店で、呉にも支店があります。

地元密着の老舗百貨店なので、地元のさまざまな土産がそろっているのが特徴です。

土産物コーナーが充実しており、いろいろな土産物を見比べながら選べます。

ゆめタウン 呉店

ゆめタウン 呉店は、呉市中心部にあるショッピングセンターです。

場所は呉駅の南側、人気観光スポットである「大和ミュージアム」の北隣になります。

たくさんの車が停められる立体駐車場を備えているので、自動車でも利用しやすいです。

ゆめタウン 呉店では、1階に土産物コーナーを備えています。

参考：ゆめタウン呉店のお土産情報はこちら