抹茶の日はいつ?由来は?抹茶の日にちなんだ西尾・宇治・八女のお菓子まとめ
「抹茶の日」の由来は?
毎年2月6日は、「抹茶の日」。
1992年、愛知県西尾市茶業振興協議会により西尾茶創業120年を記念して制定されました。
「風炉(ふろ)」という茶道で湯を沸かす道具から、「2(ふ)」「6(ろ)」のゴロ合わせで2月6日になったんですよ。
抹茶といえば京都の宇治抹茶のイメージが強いので、愛知県発祥というと少し意外な気がしますよね!
実は愛知県西尾市は、全国有数の抹茶の産地。
2009年には、西尾市とその周辺地域で生産された抹茶が「西尾の抹茶」として特許庁の地域ブランド(地域団体商標登録制度)に認定されました。
抹茶に限定した地域ブランドは、全国でもこれが初めてなんですよ。
京都のお土産にも西尾の抹茶が!
西尾の抹茶は、愛知県以外のお土産でも大活躍!
東京や京都のお土産にも、西尾の抹茶が使用されていますよ。
東京リッチサンド(抹茶)
例えば、東京リッチサンドの抹茶味。
羽田空港限定販売のお土産ですが、数十種類の抹茶の中から厳選されて西尾の抹茶が使用されています。
アーモンドたっぷりのガレットに、抹茶チョコ&ホワイトチョコがブレンドされ挟まれていますよ。
2016年にはモンドセレクションで金賞を受賞しています。
抹茶ブラウニー
こちらの抹茶ブラウニーは、なんと京都のお土産!
ジェイアール京都伊勢丹だけの限定品です。
しかしながら京都のお土産とはいえ、製造・販売元は愛知県のお店「FLAVOR(フレイバー)」。
「伝統にとらわれない、感動を伝えるお菓子」を目指して創立された、シフォンケーキ&アメリカンホームメイドケーキの専門店です。
京都で抹茶の限定品を販売しちゃうなんて、西尾の抹茶に対するアツい情熱を感じますね!感動しました。
これだけ西尾の抹茶が支持されているなら、西尾市が「抹茶の日」の発祥であるのも頷けますね!
ここからは、抹茶の日の発祥である西尾(愛知県)から、宇治(京都府)、八女(福岡県)の順に抹茶のお菓子を紹介します。
抹茶のお菓子【愛知県・西尾】
両口屋是清 おときき山
名古屋の老舗「両口屋是清(りょうぐちやこれきよ)」の和菓子です。
西尾の抹茶を使用した抹茶あんは、きれいな暗緑色をしているのが特長。
6個、12個、16個、24個、36個入りがあり、いずれも白あんと抹茶あんが半分ずつ入っていますよ。
同じく両口屋是清が手がける「千なり」にも、抹茶あん入りのものがあります。
名古屋ふらんす ドゥーブルタルト
フランス産クリームチーズを使用したベイクドチーズタルトです。
緑色のところに西尾の抹茶が混ぜられていますよ。
タルトの中にはアプリコットジャムが入っていて、味の変化も楽しめます。
オレンジ色と緑色がマッチしていて、なんだかおしゃれですよね!
お抹茶クランチ
海外にも店舗を展開している人気洋菓子店、「シェ・シバタ」がプロデュースしているお菓子です。
西尾市の抹茶製造メーカー「西条園」の抹茶を使用していて、抹茶の風味とホワイトチョコの程よい甘さが絶妙ですよ。
シェ・シバタと西条園のコラボ商品は、他にもラングドシャやラスクなどが販売されています。
濃い西尾の抹茶 お口の中でほろっほろっとなくなるクッキー
西尾の抹茶を使用した一口サイズのクッキー。
クッキーとはいっても平たい形ではなく、サイコロのような形をしています。
「ほろっほろっとなくなる」の名の通り、口の中ですっと溶けていきますよ。
うっかり手を滑らせて、ころっころっとなくならないようにしたいですね。
参考:濃い西尾の抹茶 お口の中でほろっほろっとなくなるクッキーの記事はこちら
抹茶のお菓子【京都府・宇治】
辻利 宇治抹茶わらび餅
1860年創業の老舗「辻利」が手がけるわらび餅。
つるんとした抹茶わらび餅に、付属の抹茶糖をかけて食べるのが特徴です。
抹茶糖をかけすぎるとわらび餅より味が強くなってしまいますので、少しずつかけて調節してみてくださいね。
バサッとかけてまうと、こうなります。
これはこれでおいしそうですけどね!
冷やして食べると、より口当たりがよくなりますよ。
辻利 京茶ラスク
宇治抹茶わらび餅に引き続き、こちらも辻利の商品。
ラスクに抹茶チョコレートがたっぷりかかっていて、チョコの甘さと抹茶のほろ苦さがマッチしています。
おみやのYouTubeチャンネル「おみやんチャンネル」では、開封の様子も紹介していますよ。
辻利からは他にも、「京らんぐ」や「ぎおんの里」などの抹茶スイーツが販売されています。
中村藤吉本店 濃いめの抹茶チョコレート
1854年創業の老舗「中村藤吉本店」の抹茶チョコレート。
中村藤吉本店は茶商として創業しましたが、現在は宇治抹茶を使ったスイーツの販売もしています。
中村藤吉本店の屋号があしらわれていて高級感があり、お土産にもぴったりですね。
同じシリーズには、「濃いめのほうじ茶チョコレート」もありますよ。
京ばあむブラウニー
「おたべ」などを手がける株式会社美十のお菓子。
抹茶と豆乳のバームクーヘン「京ばあむ」を手のひらサイズにしたようなブラウニーです。
抹茶チョコでコーティングされていて、濃厚な味わいが楽しめますよ。
京ばあむ 京都タワーサンド店、清水店、祇園北店の3店舗で限定販売されています。
新地わらび(抹茶きなこのほろ苦わらびもち)
宇治抹茶のきなこがたっぷりかかったわらび餅。
大阪府豊中市に本店を構える「森のおはぎ」が販売しています。
抹茶きなこ自体には甘味がなく、抹茶そのものの香りや苦味を感じることができますよ。
同じ新地わらびシリーズには、「深煎きなこのやわらかわらびもち」も販売されています。
参考:新地わらび(抹茶きなこのほろ苦わらびもち)の記事はこちら
抹茶のお菓子【福岡県・八女】
ひと切れ一六タルト 抹茶
愛媛県の老舗、一六本舗が手がける「一六タルト」の抹茶味。
スポンジ生地にも中の餡にも、八女産の抹茶が使用されています。
餡には一六タルトの特徴である柚子も入っていて、抹茶の苦みの中に爽やかさも感じられますよ。
一六タルトはさまざまな種類が販売されていて、柚子・抹茶・甘夏みかんの詰め合わせなどもあります。
とても彩り鮮やかで、贈り物にも喜ばれそうですね!
茶ひよ子
福岡を代表するお土産「博多銘菓 ひよ子」の抹茶バージョン。
夏季限定・福岡限定品で、毎年5月中旬~8月下旬頃にかけて販売されています。
福岡八女美緑園製茶の新茶を使用した抹茶餡が詰まっていますよ。
茶ひよ子の他にも、春は桜ひよ子、秋は栗ひよ子、冬は苺ひよ子が季節限定で販売されています。
参考:茶ひよ子の記事はこちら
白玉屋新三郎 八女抹茶白玉詰め合わせ
熊本県の老舗「白玉屋新三郎」が販売している、八女の抹茶を使った商品の詰め合わせです。
それぞれ単品でも販売されている抹茶しずく、抹茶ぜんざい、抹茶わらびがセットになっていますよ。
これは抹茶好きにはたまりませんね!
それぞれの特長は、以下の通りです。
抹茶しずく
八女産有機栽培の抹茶を使用したあんみつ。
濃厚な抹茶みつ、北海小豆のつぶあん、特製の白玉、甘酸っぱい杏が入っていますよ。
抹茶ぜんざい
八女産の抹茶に阿蘇牛乳餡をあわせた抹茶ぜんざい。
小豆鹿の子がトッピングされています。
抹茶わらび
わらび餅に九州産有機栽培大豆を使用した抹茶きな粉がかかっています。
まずはそのまま楽しんで、次に八女産の抹茶を使用した自家製の抹茶みつをかけて味わうのがおすすめですよ。
博多よかいも とっとーと。お抹茶(oh!抹茶)
ユニークなネーミングですが、神社仏閣の御供物調進所としての歴史を持つ老舗「如水庵」が販売しています。
第26回全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞した「博多よかいも とっとーと。」が、抹茶チョコでコーティングされていますよ。
「とっとーと」とは、博多周辺で使われる方言で「取ってあるよ」などの意味。
「『博多よかいも とっとーと。』とっとーとよ♡」なんて福岡の女性に渡されたら、たいていの男性は好きになっちゃうでしょうね(たぶん)。
参考:博多よかいも とっとーと。お抹茶(oh!抹茶)の記事はこちら
さいごに
西尾・宇治・八女の抹茶のお菓子を厳選して紹介しました。
他にもおみやでは、抹茶のお菓子をたくさん紹介していますよ。
参考:抹茶のおみやげでおすすめ・人気・定番まとめはこちら
参考:原材料に抹茶が使われているおみやげの一覧はこちら
ぜひ、お気に入りのお菓子を見つけてみてくださいね。