二十四節気「大雪」の由来や意味は?2017年はいつ?雪にまつわるおすすめのお菓子まとめ
二十四節気 「大雪」の由来や意味について
大雪(たいせつ)は、二十四節気の1つ。
太陽黄経(こうけい)が255度になった日から、冬至の前日までの15日間を指します。
太陽黄経とは春分の日を0度として、太陽が地球の周りを通る経路の座標のこと。
夏至は90度、秋分の日は180度、冬至は270度です。
2017年は12月7日に大雪を迎えます。
その一方で、期間を表すのではなく、第1日目だけを大雪と呼ぶことも少なくありません。
暦の上では、北国や高い山々では雪が降り積もり、平地でも雪がちらほら降り始める時期とされます。
熊や虫たちが冬支度を始めたり、スキー場がオープンしたりするのもこのころです。
ここからは、本格的な冬が始まる時期におすすめしたい雪をモチーフにしたお菓子を紹介しますね。
雪の結晶をモチーフにしたお菓子
寿々炉 雪紐(青森県)
雪紐は、雪の結晶の形をした打ち菓子です。
今にも溶けてしまいそうな、雪の繊細さを感じます。
結晶の模様は数種類あり、個包装を開けてどの模様が出てくるのか楽しみにもなりますね。
お菓子の名前である雪紐は、屋根や電線などに降り積もった雪が滑り落ちて、飾り紐のようになった現象のことです。
参考:寿々炉 雪紐
北海道ホワイトチョコレートきらゆき(北海道)
雪の結晶が浮き上がっているのが印象的なホワイトチョコレートです。
ホワイトチョコレートの中には、チョコレートの原料であるカカオ豆をローストして砕いたカカオニブが混ぜ込まれています。
苦味のあるカカオ豆の風味を味わえるので、チョコレート好きにおすすめです。
ホワイトチョコレートのほかに、ミルクチョコレートの姉妹品もありますよ。
食感が雪のようなお菓子
雪うさぎ(福岡県)
雪が積もった時、雪だるまだけでなく、うさぎの形を作って遊んだことはありませんか?
雪うさぎは、雪で作ったうさぎをイメージしたマシュマロです。
中には白あんが入っています。
とても可愛らしいフォルムは、子どもたちにも人気があるそうですよ。
手土産にすると、話題になりそうですね。
参考:雪うさぎ
富士の白雪カスタード(静岡県)
富士山に降り積もった雪のような、ふわふわ食感のカスタードケーキです。
カスタードは、富士山麓の牛乳と卵を使用。
第26回全国菓子大博覧会にて名誉総裁賞を受賞しています。
参考:富士の白雪カスタード
降り積もる雪をイメージしたお菓子
大野屋 とこなつ(富山県)
大野屋 とこなつは、立山に降り積もる雪をイメージした餅菓子。
白小豆を丸めて求肥で包み、和三盆がまぶしてあります。
サラサラとした和三盆が、きめ細かな雪のようですね。
参考:大野屋 とこなつ
YUKIZURI(石川県)
YUKIZURIは、雪国で樹木を雪の重みから守るために紐で枝を支える「雪吊り」をイメージした焼菓子。
特に金沢の兼六園では雪吊りが有名で、冬の風物詩にもなっているそう。
YUKIZURIは細長いパイへ砂糖を掛け、降り積もる雪をイメージしています。
参考:YUKIZURI
寒天で雪を表現したお菓子
旭松堂 うす雪(青森県)
うす雪は雪輪の形をイメージされた和菓子です。
雪輪とは、雪の結晶を基につくられた文様のこと。
着物の模様として冬の情景を表したり、夏の小袖へ描き涼しさを演出したりするそう。
材料は、リンゴ、寒天、砂糖のみでシンプル。
青森ならではのお菓子ですね。
参考:旭松堂 うす雪
夏の山路(東京都)
最後に番外編で、大雪の時期には食べられない「とらや」の季節限定の和菓子をご紹介します。
夏の山路は6月中旬から7月下旬まで販売されている羊羹。
白い部分は寒天へ道明寺粉を混ぜ、山に降り積もる雪を表現しています。
降り積もった雪の様子は、暑い時期に涼し気な印象を与えてくれますね。
参考:夏の山路
さいごに
雪をモチーフにしたお菓子は、雪の多い地域でたくさん作られている印象です。
雪の結晶の美しさや、山に積もる雪は創作のイメージを広げるのかもしれません。
寒さが厳しく、外では過ごしにくい大雪の時期に、雪をモチーフにしたお菓子で季節を楽しんでみませんか。
各商品のページには、詳細が記載されていますので参考にしてくださいね。