シュトーレンの日持ちや賞味期限はいつまで?長持ちさせる保存方法も紹介

クリスマスシーズンになるとよく見かけるシュトーレンは、熟成させることでおいしくなるお菓子。

パンよりも日持ちが長いことで知られています。

とはいえ、どれくらい日持ちするのか気になるところですね。

シュトーレンの正しい保存方法を知っておけば、おいしさを長持ちさせることにもつながりますよ。

このページでは、シュトーレンの賞味期限や日持ちについて詳しく紹介していきますね。

シュトーレンには賞味期限が表示されています

食品の袋や容器には「賞味期限」と「消費期限」のどちらかが記載されています。

賞味期限と消費期限の違いは以下の通り。

  • 賞味期限:未開封で正しく保存した場合においしく食べられる期限
  • 消費期限:未開封で正しく保存した場合に安全に食べられる期限

シュトーレンは日持ちが長い食品なので、市販のものは「賞味期限」が記載されています。

賞味期限が切れてしまったものは、「おいしく食べられる時期を過ぎている」ということ。

すぐに食べられなくなるわけではありませんが、おいしく食べたいのであれば賞味期限を守っていただきましょう。

シュトーレンの日持ちはどのくらい?

チーズガーデン シュトーレン 中身の写真

人気店で買えるシュトーレンの賞味期限をまとめてみました。

贈り物にするときの参考にしてみてくださいね。

店名賞味期限
フロインドリーブ2ヶ月半
ブランジェ浅野屋1ヶ月
メゾンカイザー1ヶ月半
エミール・ライマン1ヶ月〜1ヶ月半
ロイズ1ヶ月
ルタオ1ヶ月
デメル1ヶ月半
ガトーフェスタハラダ2ヶ月
チーズガーデン2ヶ月

いずれも未開封状態での賞味期限になります。

開封済みのものは、パッケージに記載されている賞味期限に関係なく早めに食べることをおすすめしますよ。

シュトーレンが日持ちする理由

シュトーレンは、アルコールに浸けておいたドライフルーツやナッツを練りこんだ生地を発酵させて少ない水分量で焼き上げるため、日持ちがするといわれています。

水分量の少なさがカビの繁殖や腐敗を防ぎ、アルコールが雑菌の繁殖を抑えることにつながるわけですね。

そのため、手作りのものでも約1ヶ月くらい日持ちしますよ。

ただし、ラム酒などのアルコールなしで作ったものや、水分量が多くてパンに近い生地のシュトーレンは日持ちが短くなります。

作り方によって日持ちは異なるので、心配な場合は2週間〜3週間くらいで食べきるといいですね。

ちなみに、お店で販売されているシュトーレンは賞味期限が長く、1ヶ月以上日持ちするものが多いです。

シュトーレンの本場であるドイツのように、4週間かけてじっくり味わいたいときはお店で購入してみましょう。

シュトーレンの正しい保存方法について

シュトーレンをおいしく食べるためにも、正しく保存することが大切。

おいしい期間を長持ちさせるためにも、袋に記載された保存方法は守るようにしましょう。

保存方法を守らないと、賞味期限よりも早く傷んでしまいますよ。

シュトーレンは、常温保存できます。直射日光と高温多湿を避けて、涼しい場所で保存してくださいね。

シュトーレンを保存するときのポイント

シュトーレンを食べるときは、まず中央で二等分にカットします。

そのあと、中央の断面から食べる分だけ切り分けましょう。厚さは1cmほどがおすすめですよ。

残ったシュトーレンは、断面を合わせてラップで包みます。

さらに、ジップロックなどの密閉できる袋や容器に入れて涼しい場所で保存しましょう。

袋に入れるときはできるだけ空気を抜いて、乾燥しないようにしっかり密着させるのがポイントです。

冷蔵保存してもOK

冬場でも暖房を使っていると室温が高くなるため、常温で保存するとシュトーレンが傷んでしまうこともあります。

常温保存が難しい場合は、冷蔵庫の野菜室などで保存しましょう。

ただ、冷蔵庫に長時間置いておくと、生地が硬くなってしまいがち。ほかの食品の匂いがうつって、風味が落ちてしまうこともありますよ。

冷蔵庫で保存するときはできるだけ短時間にして、早めに食べきることをおすすめします。

シュトーレンは冷凍保存できる

シュトーレンは冷凍保存もできます。

賞味期限内に食べきるのが難しい場合は、冷凍保存するのもいいですね。

冷凍する場合は、シュトーレンを買ってすぐに保存するのがおすすめ。

手作りのシュトーレンを冷凍保存したいときも、作った日に保存するようにしましょう。

冷凍保存するときはシュトーレンをひとつずつラップに包み、ジップロックや密閉容器などに入れます。

冷凍保存することで、約3ヶ月ほど日持ちしますよ。

食べるときは、冷凍庫から出して自然解凍すればOK。常温に置いて、大体30分〜1時間ほどで解凍できます。

トースターや電子レンジで少し温めると、よりおいしく食べられますよ。

解凍後は、できるだけ早めに食べましょう。

賞味期限切れのシュトーレンを食べるときの注意点

シュトーレンの賞味期限が過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。

未開封のシュトーレンや正しく保存しておいたものは、少しくらい賞味期限が過ぎても食べられますよ。

賞味期限切れのシュトーレンを食べるときは、以下の点に注意してみましょう。

  • カビが生えていないか
  • 異臭がしないか
  • 変色していないか

何かひとつでも当てはまるものがあれば、シュトーレンが傷んでいる可能性が高いです。

無理して食べずに、処分することをおすすめしますよ。

さいごに

シュトーレンは日を置くごとに、熟成したおいしさが楽しめます。

ただ、いくら日持ちが長くても、おいしく食べるためには正しい方法で保存することが重要ですよ。

パッケージに記載されている賞味期限や保存方法を守り、おいしさを長持ちさせてみてくださいね。