YUKIZURI 三都物語が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
YUKIZURI 三都物語とYUKIZURIの由来について
YUKIZURI 三都物語はYUKIZURI 富山、YUKIZURI、YUKIZURI 福井の三種類が入ったお菓子です。
高級感のある四角い箱に入っていて、贈答品にもピッタリです。
このYUKIZURI 三都物語を手がけるのは石川県の有名洋菓子店であるLE MUSEE DE H(ル ミュゼ ドゥ アッシュ)。
世界大会での優勝経験やテレビ出演、著書出版などたくさんの実績のある辻口博啓(つじぐちひろのぶ)さんがオーナーシェフを務めています。
辻口さんの出身は石川県ということもあり、LE MUSEE DE Hは石川県と富山県にのみ店舗を展開しています。(2017年6月現在)
YUKIZURIは雪から木を守るために行われる雪吊りが由来。
石川県金沢市にある兼六園でも行われ、冬の風物詩として親しまれています。
雪吊りには縄が使われるのですが、YUKIZURI 三都物語の細長くねじったパイはその縄をイメージしているそうです。
雪吊りは基本的に「ゆきつり」と読みますが、金沢の方言では「ゆきづり」と呼ばれることから、YUKIZURIという名前になったとのこと。
「YUKIDURIではないのか?」と思われるかもしれませんが、DではなくZのほうが視認しやすく、さらに金沢という地名にZが含まれることなどからYUKIZURIという名前になったそうです。
ネーミングに関してもとてもこだわりを持っているのがわかりますね。
YUKIZURI 三都物語を食べた感想
いずれのYUKIZURIもサクサクのパイ生地、歯ごたえのあるサブレ、酸味のある梅のハーモニーを楽しめます。
お酒が使われているので、大人向けのお菓子ですが、今までに食べたことないタイプのお菓子だと感じる人も多いはず。新しいもの好きの人にはオススメです。
種類ごとに特徴と感想をまとめておきますね。
YUKIZURI 富山
幻の瀧 名水梅酒が使われているグラスロワイヤル、香ばしいショコラサブレとサクサクのパイ生地を同時に楽しめます。梅の酸味、ショコラのほろ苦さ、パイ生地の甘さが合わさったお菓子です。
これらが一体となっているといよりかは、それぞれの味を楽しめるコントラストが魅力。
食感の移り変わりも楽しいですよ。
YUKIZURI
雪と縄それぞれに見立てたシュガーとサブレ&パイ生地。
フランス伝統菓子のサクリスタンをヒントにして作られました。
他の2つに比べると酸味は少しおさえられているので、そのぶん甘みは強めです。
YUKIZURI 福井
完熟梅で仕込んだ吟香梅という梅酒を使用しています。
さらにサブレには辻口茶園の天空茶(抹茶)が入っています。
梅の酸味と抹茶の苦味のコントラストがとても新鮮です。
苦味があるぶん、梅の酸味が際立ちます。