但馬屋老舗 夜越の月が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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夜越の月(やごえのつき)について
九州・大分県でもっとも古い和菓子舗「但馬屋老舗」が手がける和生菓子。
「夜を越した明け方の白い月」をイメージしてつくられました。かつて大分県にあった岡藩に献上していた由緒あるお菓子なんですよ。
原材料に砂糖、卵、小豆、栗、寒天が使用されており、淡雪羹で栗あんとこしあんを包んであります。
淡雪羹のしっとりふわっとした、とてもやさしい口当たりが特徴ですね。(淡雪羹とは、寒天・砂糖・メレンゲを使用してつくったもの)
ちなみに、但馬屋老舗がつくる荒城の月は、夜越えの月が原型となっています。
そちらは砂糖、卵、白手亡、寒天が使用されており、また違った味わいを楽しめますよ。
夜越の月(やごえのつき)を食べた感想
明け方の白い月をイメージしてつくられた「夜越の月」。
趣のある菓名が素敵で、耳でも和菓子を楽しませてくれるなと感じますね。
栗あん・こしあんが淡雪羹に包まれている菓子の断面は、和菓子好きの好奇心をかきたてます。
一体どんな味わいなのだろうかと気になって仕方がない。
淡雪羹をかじると「じゅわっ」という音がして、とけていきます。寒天も含まれており、若干ぷるんとした食感もありいいですね。
とくにまろやかな栗あんがアクセントになっており、シンプルな淡雪羹のおいしさを引き立てています。
今回初めて試食しましたが、「うぅ・・・」とおいしい唸り声をあげるほどおいしい。
和菓子好きの人にぜひとも大分土産として贈りたい、そう思える一品です。
夜越の月が買える場所
但馬屋老舗本店、大分市内デパート、またオンラインショップで購入できます。