菓子司つじや 三杯もち 一口サイズ(赤あん)が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
菓子司つじや 三杯もち 一口サイズ(赤あん)とは
「つじやの三杯もち」といえば、秋田県大仙市大曲の名物菓子。
赤あん・白あん・ごまあんの3種類があり、大正5年のつじやの創業時から、変わらない製法と味を守り続けています。
通常は丸い棹タイプですが、今回紹介するのは食べやすい一口サイズタイプですよ。
菓子司つじや 三杯もち 一口サイズ(赤あん)を食べてみた感想
秋田県北出身のわたしにとって、県南のお菓子はあまり馴染みがありません。
三杯もちは名前だけは聞いたことがありましたが、今回初めて食べました。
お菓子は6cm×3.5cmの長方形で、個包装になっています。
“もち”というわりには手に持っても固いな、とはじめは思いました。
噛んでみると、なんとも不思議な食感におどろきます。
“餅と羊かんの中間”と説明書きにありましたが、まさにその表現がぴったり。
餅のようなのび・弾力は少ないものの、羊かんよりはむっちりとした、ほかにはない歯ごたえです。
食感だけでたとえるなら、ソフトキャンディーにも似ているかもしれません。
噛めば噛むほど、小豆の味をしっかりと感じます。
舌ざわりがとてもなめらかで、甘さが控えめなので、あっさりと食べられますね。
一度食べたらやみつきになるという気持ちがわかります。
お茶請けにもぴったりのお菓子ですよ。
三杯もちの賞味期限
三杯もちの賞味期限は、製造日から2週間。
常温で保存できますが、保存料や合成添加物を使用していないため、できるだけ早めに食べきるようにしてください。
三杯もちのおいしい食べ方
三杯もちは、日にちが経つと徐々に固くなっていきます。
その場合、電子レンジで温めるか、フライパンで表面に焦げ目がつく程度に焼くと柔らかさがもどり、おいしく食べられますよ。
三杯もちの歴史と名前の由来
大曲・仙北地方には、「みそ」「花みそ」と呼ばれる郷土菓子があります。
江戸時代の天保の凶作の際に食べられた、わらびの根で作った「ネバナ餅」「ネバナみそ」が起源で、その後お米主体で作られるようになったのだそう。
この地域では「みそ」は「餅」と同じ意味で使われており、「みそ」「花みそ」は砂糖醤油のみたらし風の味付けでした。
計量器がなかった当時町で売られていたのが、米粉・麦粉・白玉粉を茶碗で1杯ずつ合わせた「さんばいみそ」というお菓子。
つじやの三代目がこの「さんばいみそ」をベースに、小豆あんのおいしさを餅のような食感で味わえる「三杯もち」を作り出しました。
三杯もちの特徴
三杯もちの最大の特徴は、餅と羊かんの中間のような、独特の食感です。
また、一般的な餅製品とくらべてあんの割合を多くし、あんのおいしさを引き立てているのがこだわり。
もち米・小麦粉・あんを秘伝の配合で練り上げ、何度も蒸し、種を仕上げます。
さらに一日置いてから練り、仕上げの蒸しをしてと、仕込みから完成まで3日かかる手間ひまをかけたお菓子です。
菓子司つじや 三杯もち 一口サイズ(赤あん)の値段
つじやの店頭では、バラで1個から購入が可能。
通販の場合は12個入りからの販売となります。
くわしい値段は以下のとおりです。
- 単品:120円
- 8個入り:1,037円
- 12個入り:1,600円
- 15個入り:2,000円
- 18個入り:2,400円
菓子司つじや 三杯もち 一口サイズ(赤あん)が買える場所や通販について
つじやの三杯もち 一口サイズ(赤あん)は、つじや 中通本店やJR大曲駅で購入できます。
通販の場合、つじやのホームページからお取り寄せができますよ。