豊島屋 月影の里が買える場所はどこか・食べてみた口コミ

豊島屋 月影の里 外装
おみやの写真について

豊島屋 月影の里のデータ

商品名豊島屋 月影の里
内容量201〜300g
製造者株式会社 豊島屋 KT4
製造者住所神奈川県鎌倉市小町2-11-19
賞味期限約50日
保存方法高温多湿を避け常温で保存して下さい。
箱の大きさ横 17.1cm × 奥行き 10.3cm × 高さ 6.3cm
名産地神奈川県鎌倉
販売場所東京国際空港(羽田空港)品川駅大船駅大丸東京店伊勢丹新宿本店京急百貨店銀座三越日本橋三越本店小田急百貨店藤沢店小田急百貨店町田店小田急百貨店新宿店さいか屋藤沢店さいか屋横須賀店西武池袋本店渋谷ヒカリエSinQs(シンクス)そごう横浜店日本橋高島屋高島屋新宿店髙島屋玉川店高島屋横浜店東急百貨店日吉店avenue東急百貨店たまプラーザ店鎌倉小町通り
※ 販売場所は公式サイト・現地で直接確認していますが、販売終了している場合もあります。
おみやげの種類干菓子すはま和菓子
価格帯2,000円以内

月影の里とは?

鳩サブレーで有名な豊島屋が手がける、鎌倉の月と浪をイメージした干菓子です。

鎌倉にある「月影ヶ谷」はかつて阿仏尼(あぶつに)が住んでいたとされる場所で、鎌倉の中でも風情のある地名の一つ。

阿仏尼の「十六夜日記」にはこのように記されています。

あずまにて住む所は月影のやつとぞいふなる浦近き山もとにて風いとあらし。
山寺のかたはらなればのどかにすごくて浪の音、松の風たへず。

この場所は海にも近く、松の間を吹き抜ける風や浪の音が織りなす音は鎌倉を象徴するもの。

そんな情景をお菓子にしたものが「月影の里」です。

月影の里には「月」と「波」の2種類があります。

「月」は中心に松の実、そのまわりを州浜(大豆を煎って挽いた粉に砂糖などを加えて練ったもの)で丸めたもの。

まわりには黄色い粉がまぶせられており、月をイメージしたものになっています。

一方「波」の中心に入れられているのは大納言。州浜で丸めてからまわりには青海苔をまぶしています。

これは浪の音を表現したものです。

とても高級感のある箱に入っていて日持ちもするので、大切な方への贈り物にもピッタリです。

鎌倉の風情ある情景を表したお菓子はお土産にもぴったりですね。

月影の里を食べた感想

包み紙をゆっくりとあけると、月と波が描かれた箱が姿を現しました。

その箱をさらに開けてみると、中には2つの柔らかな色をした筒。

月は柔らかなで優しい色合いの黄色。
そして波はやや緑がかった青色をしています。

どちらもとても優しい色合いで、見るだけで安らかな気持ちになりますよ。

手触りもしっとりとして持った感触もとてもいいです。

この入れ物を見るだけでも、中にどんな素晴らしいお菓子が入っているのか期待に胸が膨らみます。

筒をあけて中身を取り出すと、和紙のような袋の中には丸い干菓子が。ちょうどビー玉くらいの大きさでしょうか。

「月」は鮮やかな黄色。そして「波」は深い緑色。

月影の里・月

黄色い「月影の里・月」は、手に持った感じでは固めのお菓子のように感じました。

指に伝わる触感は固く、少し持ち上げて皿の上に落とすとコンという音を立てます。

表面には黄色の粉がふりかけられていて、食べる時には指に粉がついてしまうので注意してくださいね。

手に持った感じでは固いお菓子なのかと思っていたのですが、実際に食べてみるとそれほど固くはありません。

思ったより柔らかで、口に入れるときな粉の良い香りが口の中を満たします。これがとても風味がよくておいしいです。

そしてシャリッとした砂糖もいいですね。
シャリシャリの食感は軽快そのもの。

砂糖の甘味ときな粉のやさしくて香ばしい風味は、昔食べていた素朴なお菓子を思い起こさせてくれます。

そして真ん中に入っている松の実。
残念ながら、これはあまり存在感を感じられませんでした。

月影の里・波

一見、抹茶と間違いそうになるほどの濃い緑。
実はこれは抹茶ではなくて青のりなんです。

それにしてもここまでキメの細かな青のりは見たことがありません。お好み焼きなどにかかっている青のりとはまったく別物です。

見た目は青のりには見えませんが、香りはしっかりと磯の香りがします。

手に持つとしっとりとした触感で、「月」と比べて柔らかな印象をうけますね。

食感はとても柔らか。そしてなによりも素晴らしいのが香りです。

一口食べた瞬間、口の中に青のりのとても爽やかな磯の香りが広がります。

そして徐々に青のりの香りが引いていくとともに、きな粉の香ばしさと砂糖の甘さがやってきます。

「月影の里・波」の真ん中には小豆が入っているのですが、青のりの個性が強すぎて小豆の味がほとんど感じられなかったのは少し残念です。

小豆に関しては少し残念でしたが、全体的にはとてもおいしいと感じました。

青のりの爽やかな磯の香りや、食べ終わった後に楽しめる青のりの余韻はとても贅沢な気分にさせてくれますよ。

月影の里が買える場所

月影の里は豊島屋本店のみで購入できます。

店舗名豊島屋本店
住所鎌倉市小町2-11-19
定休日水曜不定期休