土佐黒潮 くじらの散歩道が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
土佐黒潮 くじらの散歩道について
「くじらに逢える町」として有名な高知県黒潮町。
この町の道の駅ビオスおおがたで、とてもユーモラスな形のおみやげに出会いました。
その名も「くじらの散歩道」。黒潮町でよく見られる、ニタリクジラの形をしたクッキーです。
黒潮町の大方はホエールウォッチングも出来るので、くじらは町のシンボルでもあるんですね。
手がけているのは、地元のパン屋さん「ぷちど~る」。
クッキーには黒砂糖とたっぷりと使い、ザクザクとした食感に仕上がっています。
くじらのとぼけた形とともに、香ばしい香りをお楽しみ下さい。
黒潮町とくじらについて
黒潮町はその昔、太平記の時代からくじらの泳ぐ姿が見られたそうです。
くじらの散歩道にはこんな文言が書いてありました。以下に引用します。
元弘の乱(1331年)により、土佐に遠流された後醍醐天皇の皇子、尊良親王が漂着されたところ白砂青松の地、黒潮おどる月見ヶ浜の海(現在の黒潮町大方)を、今豪快に遊泳しているニタリクジラにちなんで作った黒砂糖たっぷりの手作りクッキーです。
1331年と言われても想像がつきにくいですね。
それくらい昔から、黒潮町とくじらは切っても切れない間柄なのだと感じました。
現在では、文言にも登場するニタリクジラやマイルカ、ハナゴンドウ、バンドウイルカなどのくじらたちに出会える場所として、人気の観光スポットになっています。
くじらの散歩道を食べてみた感想
袋を出してクッキーを眺めていると、なんだか「ふふっ」と笑いがこみ上げてきました。
これ、くじら、なのでしょうか。なんとも長閑な気持ちになりますね。
外見はほのぼのとしていますが、食べてみるととっても本格的な味わい。
まずやってきたのは、オートミールのザクザクッとした食感。予想外のアクティブな食べ応えに驚きました。
そして南国を思わせるココナッツの甘い香り、それからシナモンの風味が追いかけてきます。
シナモン、とっても良いですね。香りに深みが出て、ほんのりスパイシー。
黒糖の力強い甘さ、ほんのりと感じるミネラルの苦み。
なぜだか分からないのですが、漠然と「夏」を感じる雰囲気のクッキーだと思いました。
日差したっぷりの夏がよく似合う、黒潮町らしいおみやげです。
賞味期限・保存方法について
賞味期限は製造日から40日間。
高温多湿を避け、涼しい所で保存してください。
くじらの散歩道の値段・内容量・販売店について
くじらの散歩道の値段と内容量は、以下の通りです。
- 8枚入り:630円(税込)
私は、高知県黒潮町にある「道の駅ビオスおおがた」で購入しました。